携帯電話を機種変更する場合に携帯ショップ以外でも機種変更できるのはご存知でしょうか?
携帯ショップ以外にも、家電量販店やイオンモールなどの商業施設でも携帯電話を契約できる窓口が存在しているのです。
今回は家電量販店で携帯を機種変更をする場合に、携帯ショップと何が違うのか、携帯ショップよりもお得なキャンペーンや値引きがあるのか現役の携帯販売員が記事ををまとめます。
機種変更などの携帯電話に感じてではなく、光回線やモバイルルーターのようなWiFiサービスを携帯ショップ以外で申し込む場合にどうなるのか気になっている方はコチラの記事を参考にしてください。
家電量販店でのインターネット契約はキャンペーンやキャッシュバックの割引がすごい!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
目次
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家電量販店は携帯ショップと何が違うのか
家電量販店と携帯ショップには違いが複数あります。
どのような違いがあるのかこの記事で知り、少しでも快適かつ、お得に機種変更できるようにしましょう。
またイオンモールなどの商業施設に併設されている携帯ショップも、基本的には家電量販店と似たような業務内容になりますので覚えておきましょう。
家電量販店と携帯ショップの違いは下記のような内容が考えられます。
- 契約するプラン内容や機種代金は同じ
- 手続き可能な業務が違う
- 家電量販店は待ち時間が少ない
この3項目をそれぞれピックアップして解説しますので参考にしてください。
携帯販売員の視点から携帯ショップと家電量販店で業務内容にどのような違いがあるのか知りたい方は下記のリンクから確認してください。
携帯販売員の仕事内容が知りたい!転職前に知識をつけよう - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
契約するプラン内容や機種代金は同じ
まずは1番肝心な携帯を契約するにあたっての、基本料金や機種代金の定価です。
契約する基本料金の月額や購入する機種代金の定価は、携帯ショップも家電量販店も同じなのでこの点は安心しましょう。
ユーザーにとって金銭的に違いが表れるポイントとしては、「契約する店舗に支払う頭金の違い」と、「キャンペーンなどの還元方法」になります。
携帯ショップで何度かニュースにもなった事があるのですが、頭金という名目で機種代金に費用が追加されています。頭金という仕組みを知らない方からすると、店舗事に機種代金が違うと勘違いしてしまう訳です。
ドコモ、携帯販売店に「頭金0円指示」への言い分 | 通信 | 東洋経済オンライン | 社会をよくする経済ニュース
また期間限定や機種限定などのキャンペーンで、家電量販店や携帯ショップ独自での機種代金割引やキャッシュバックが行われている事が一般的ですが、キャンペーンの値引き額や特典の還元方法も異なります。
ここは家電量販店と携帯ショップの違いというよりも地域ごとや、店舗事の違いなるかもしれませんが要チェックするポイントとなります。
手続き可能な業務が違う
家電量販店では基本的に端末購入を伴う手続きしか行えません。
名義変更や住所変更、料金収納や解約は出来ない事がほとんどですので注意しましょう。
家電量販店で契約する際の注意事項説明で必ず当店で受付できる業務内容は説明が行われていますので、契約後に家電量販店で解約手続き等ができなくてもスタッフにクレームは言わないように気を付けましょう。
携帯ショップはもちろん全ての手続きが可能なので、携帯ショップで機種を購入していなかったとしても何かあれば家電量販店ではなく携帯ショップに問い合わせしに行くようにしましょう。
このように携帯ショップでは機種購入以外でも困った事は対応することができるのです。
家電量販店は待ち時間が少ない
携帯を購入する場合に、わざわざ携帯ショップに電話で予約して来店する人って少ないんじゃないかと思います。
これは携帯ショップが混んでいるという認識がない人がほとんどだったり、そもそも購入するかまだ分からないのに機種変更で予約をするのに抵抗があるからです。
思いつきで携帯ショップに足を運んでも、予約制で機種変更が当日できなかったり、かなり長い待ち時間を要されることがよくあります
その面、家電量販店では基本的に契約業務しか行わないためスタッフが空いている時間帯が多く
飛び込みで来店しても待ち時間を気にすることなく機種変更できることがほとんどです。土日祝日であれば、さすがに家電量販店でも待ち時間は発生すると思われますのでこの点には注意してください。
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キャンペーンは携帯ショップとあまり変わらない
2019年10月の電気通信事業法の改正により携帯電話に対する還元の上限額が2万円までと変わりました。
この法改正により、店舗ごとでのキャンペーンや値引きにほとんど差がなくなったのです。
機種変更は基本的に値引きやキャンペーンがないのですが、店舗の件数が足りていない時や、在庫の状況によっては機種変更でも値引きがあるかもしれません。
しかし、これはタイミングの問題で店舗差という観点ではないです。
家電量販店の場合、携帯会社が1社だけではなく複数の携帯会社が在籍しています。他社との競合状態によってはキャンペーンが増えている可能性が携帯ショップよりも高いかもしれませんし、他社との契約を迷っているのであればその旨を携帯販売員に伝えてみるのもいいでしょう。
※2022年1月追記
携帯会社を乗り換える際の値引き額は法律で2万円が上限となっていますが、携帯の回線契約を伴わない端末値引きが最近は行われています。
つまり携帯会社から契約をせずにスマートフォンの端末だけを値引きして購入ができるという今までの概念を覆すようなキャンペーンなんです。
契約を伴わない端末のみ購入のキャンペーンは店舗によって内容が変わる可能性があるので覚えておくといいでしょう。
参考としてiPhone13miniとiPhoneSE2の記事を記載しておきます。
▫iPhone13mini実質24円キャンペーン
iPhone13miniがドコモ、au、ソフトバンクで1円!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
▫iPhoneSE2一括1円キャンペーン
iPhoneSE2が1円?iPhone13の発売に備えよう! - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
携帯ショップは頭金を確認
携帯ショップの場合は機種代金に頭金が上乗せで含まれている可能性があります。
※家電量販店の場合でも可能性は低いですが頭金がある場合はあります。
頭金は最近では少なくなってきていますが、多い所では8000円~1万円くらいの頭金が機種代金に含まれて記載してある携帯ショップも珍しくはなかったので注意した方がいいでしょう。
家電量販店では0円のお店がほとんどですが、高くても3000円くらいです。
頭金は極力0円の店舗で機種変更するように心がけましょう。
もしも頭金があるのか分からなければ、あなたが購入検討しているスマートフォンの機種代金をオンラインストアで確認するといいでしょう。そうすれば、店舗の機種代金とオンラインショップの機種代金との差額が頭金で含まれているということになります。
家電量販店は他社比較ができる
家電量販店は携帯会社1社だけでなく、複数の携帯会社が在籍しています。
例えば、auを現在利用中でauに機種変更する予定でお店に来店したが、見積もりが高く他社の料金も見てみたくなったとすると
ドコモやソフトバンク、UQモバイルなど複数の会社も見積もりを合わせて出せる場合が多いです。
メリットとして、他社を比較できるだけではなく
auスタッフからすれば他社に乗り換えてほしくないので、もしかしたら他社対抗という形でお得な内容を提示してくれるかもしれません。
携帯ショップだと1社しか比較ができないので、家電量販店はこの点のメリットが大きいといえます。
家電量販店の注意点
家電量販店で携帯電話の買い換えや見積もりを聞く時に気をつけるポイントがあるので確認しておきましょう。
家電量販店には、先述したように様々な携帯会社のスタッフが在籍しています。店舗によって異なる内容となりますが、携帯コーナーに足を運んだ際にスタッフがめちゃくちゃ多い店舗と、めちゃくちゃ少ない店舗があります。
これはお店の規模によって在籍している携帯販売員の数が異なるだけなのですが、実際に大きな家電量販店に行ってスタッフが多すぎてビックリした事のある方もいるのではないでしょうか。
スタッフが多い家電量販店は、携帯会社同士のライバル心が強く客の取り扱い状態になっている事がよくあります。
こうなってくると、どこの携帯会社のスタッフも分からないような見た目で声をかけてきて、ドコモの契約をしたくて問い合わせしにいったのに違う携帯会社のスタッフが声をかけてきてドコモの説明をする事があります。
違う携帯会社のスタッフでも正確にドコモの見積もりを出してくれたり、平等に案内してくれるようであれば何の問題もないのですがソフトバンクやauのスタッフに最初に声をかけられていた場合は必ず、そのスタッフが所属している携帯会社に利点があるかのような案内がされる可能性が高いです。
必ず希望している携帯会社があるのであれば、声をかけてきたスタッフに「あなたはどこの携帯会社のスタッフですか?」と質問をするようにしましょう。
私も案内できますよ!とか、全ての会社を案内してます!というように言ってくるスタッフは本当に注意が必要です。
普通に考えれば、必ずどこかの携帯会社に属しているのが一般的で携帯販売の知識や経験が豊富なスタッフほどこのように色んな会社を案内できるようになり、他の会社を考えているユーザーから自分が属している携帯会社が優位だと最終的に提案をしてくるはずです。
興味があればこのように他の会社の話しを聞いてみてもいいと思いますが、契約する会社を決めている場合はしつこく「ドコモのスタッフをお願いします。」というように指名でお願いするようにしましょう。
ケースやフィルムの購入方法
スマートフォンを購入したらほとんどの方が、スマートフォンに取り付けるケースやフィルムを購入されると思います。
このケースやフィルムのことをアクセサリと呼ぶことが多いのですが、アクセサリの購入方法にも家電量販店と携帯ショップで違いがあります。
家電量販店であれば、複数取り扱いのある商品の中から好きなものを選び購入するスタイルなので普通のお買い物のような感覚で購入をおこないます。アクセサリの種類は一般的に家電量販店の方が多い場合がほとんどです。
携帯ショップの場合は、お好きなアクセサリを分割して購入できることがメリットです。スマートフォンの分割支払いと同様に分割に組み込んで購入ができるため。携帯を購入する際に当日の手出しなくお持ち帰りすることもできます。
家電量販店と携帯ショップでは、家電量販店の方がアクセサリの価格はお安い傾向にありますので、携帯ショップで購入する際は分割で購入できるメリットがありますが価格をしっかり確認してから購入を行うようにしましょう。
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まとめ
家電量販店と携帯ショップの違いやキャンペーンについてまとめましたがいかがでしたか?
業務内容の違いは複数ありましたが、キャンペーンや料金プランの違いはほとんどないことがお分かりいただけたとおもいます。
気を付けるポイントは携帯ショップであれば
- 頭金の有無(有る場合はいくらなのか)
- アクセサリの価格
- 待ち時間
家電量販店であれば
- できる業務内容の範囲
- 複数の携帯会社スタッフがいるので他社への勧誘を受けやすい
- アクセサリは分割購入できない
それぞれ、このような気を付けるポイントを意識してどちらで機種変更したいか購入先を選ぶといいでしょう。
家電量販店に携帯電話ではなく、家電製品を購入しに行く際にも気をつけた方がいいポイントや、お得にするための方法があり別記事にてまとめていますので興味があれば参考にしてみてください。
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以上