スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生

スマートフォンを販売し続けて5年、、先の見えない人生を送っています。しかし、スタッフの入れ替わりが激しいこの業界。常に新人の方々はどう販売をして行けばいいのか、もはや私と同じく電気屋さんなどに配属された人間はケータイコーナーには立てず家電コーナーでこれなんの仕事や!って思いながら働く人生。皆さん力を合わせて乗り越えて行きましょう

携帯販売員が機種変更ではなく他社への乗り換えを進めるのは何故?

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機種変更をしに店舗へ足を運んだのに機種変更よりも他社へ乗り換えた方がお得ですよ!もしくは機種変更するなら他社へ乗り換えないと勿体ないですよ!

 

このように言われて乗り換えをした事がある方いらっしゃるのではないでしょうか。

 

他社への乗り換えが確かに機種変更よりもキャンペーンが多く安くなりやすいのは有名ですが、機種変更を希望していた携帯会社のスタッフから他社への乗り換えを提案する案内がココ最近では増えているようです。

 

分かりやすく言うと自信が〇〇社を利用中で、〇〇社の服装をした携帯販売員から△△社へ乗り換えた方が得ですよ!というように今まででは考えられない提案が行われているようなのです。

 

この理由はなんなのか、推測ではありますが記事にまとめていますので参考にしてみてください。

※スペ太郎の憶測に過ぎませんので事実は不明です。

 

目次

 

  • 機種変更はノルマに必要とされていないのでは?

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ココ最近は携帯ショップに足を運ぶと、同じ携帯会社内で機種を購入する機種変更手続きを希望していても、他社へ乗り換えする事をオススメする案内が多く見受けられるようになってきています。

 

しかも他社の携帯販売員が所属している携帯会社を進めるのではなく、自社の携帯販売員が他社への乗り換えを提案している訳なのです。

 

普通に考えれば有り得ないような事で、分かりやすく例えるならラーメン屋さんが3店舗並んでいて、A店のラーメンを食べに来店したのに

 

「お客様うちのラーメンを食べるのではなく、B店かC店のラーメン屋さんで食べた方が安くなるのでお得ですよ!」とA店の店主が言っているようなものなんですね。

 

このような現象が現場でおこっているということは、つまり機種変更という手続きは携帯会社で良く話に上がるノルマの対象から無くなったのではないかという事を考察することができます。

 

全ての携帯会社でこのような案内となっている訳ではなく、1部の店舗にてこのような案内方法が行われているようですので、1例であることはご理解ください。

 

他社からの乗り換えがノルマになっているかも

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携帯会社のニュースで以前ありましたが、ユーザーが望まない高額なプランを提案をしている。というような背景にノルマの設定が垣間見える事案がありました。

卸値引き下げ、ノルマ緩和… 携帯大手3社、公取委に改善報告:朝日新聞デジタル

 

携帯会社も企業である以上、業績の向上はもちろん利益を求めて活動するのは当たり前です。ボランティア活動として事業を行っている訳ではありませんので、ユーザー側もこの考え方は理解しておく必要があります。

 

しかしこのような背景がありながら、自社で買い替えをする機種変更を他社への乗り換えを提案するという事は、機種変更に対してのノルマがなくなり、それ以外のノルマが重要視されている状況だと推測する事ができます。

 

携帯会社で昔から特典が優遇されている乗り換え契約ですが、今でも乗り換え契約は特典が多く還元されています。合わせて乗り換え希望のお客様を、他社で機種変更した方がいいと提案するスタッフはいないようですので、乗り換え案件はノルマで優先度の高い契約なんだと考察することができるのです。

 

機種変更は乗り換えを提案するようになっているかも

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家電量販店や商業施設には複数の携帯会社が併設されており、特にこのような複数の携帯会社のスタッフが在籍している店舗ほど、自社のユーザーを他社へ乗り換えた方がお得だと提案している事が多いようです。

 

2019年に電気通信事業法の法改正がされたことにより、携帯会社の2年契約にたいする違約金が1100円に見直しされたり、違約金を撤廃する動きもあるため確かにユーザーからすれば乗り換えをした方が得をすることに間違いはありません。

 

しかし、普通であれば自社ユーザーを他社へ乗り換え提案するなんて有り得ない事だと思いますので、おそらくノルマの兼ね合いからそのような提案方法をするように共有を受けていたり、スタッフ個人のノルマに乗り換え案件が影響しているのかもしれません。

 

機種変更を希望してるユーザーからすれば迷惑のような、有難いようななんとも言い難い状況になりますが、昔から毛嫌いされていたガツガツした営業感のあるセールス販売からユーザー側にメリットのある契約方法を提案してくれていると考えれば、企業にとっは悪いことかもしれませんがユーザーにとっては嬉しい提案になるのかもしれませんね。

 

auとソフトバンクはもしかしたらダウン契約も、、

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2021年から積極的に提案が行われていた、auユーザーのUQモバイルに料金プラン変更。ソフトバンクユーザーのワイモバイルに料金プラン変更も機種変更と同様に他社への乗り換えを提案されるポジションにあたりそうです。

 

別記事にてダウンの法則とクロスの法則という解説を行っていますが、auからUQモバイル、ソフトバンクからワイモバイルといったような移動手続きをダウン契約と読んでいるのですが、ダウン契約では契約手数料が発生しませんが、乗り換えの特典が何もありません。

 

auからワイモバイル、ソフトバンクからUQモバイルと言ったような移行手続きをクロスの法則と呼んでいるのでずか、クロス契約では契約手数料は発生しますが、乗り換えの特典は出るようになります。

 

このようにダウン契約にもクロス契約にもメリットデメリットはありますが、最近はダウン契約ではなクロス契約を積極的に提案しているように感じているので機種変更同様にノルマに対する優先度は低くなっているのかもしれませんね。

 

全ての携帯販売員がやっている訳ではない

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読者の方に改めて勘違いをしないで欲しいことが、全ての携帯会社や携帯販売員が、自社のユーザーを他社への乗り換え提案をしている訳ではないということです。

 

最近の通信業界ではこのような傾向になってきていると見受けられたので赤裸々に記事を書いてみたのですが、この記事で理解して頂きたいことは、携帯販売員もしくは携帯会社には少なからずともノルマが設定されており、そのノルマを達成するために日々業務に取り組んでいるということです。

 

携帯ショップでよくある事が、ユーザーが必要ともしていないオプションへの加入、ケースやフィルムSDカードの抱き合わせ販売ですが、これもノルマがあるからこそ行われていることなんですね。

なぜ今も繰り返される? 販売店での「オプションのベタ付け」問題:元ベテラン店員が教える「そこんとこ」(1/2 ページ) - ITmedia Mobile

 

オプションやアクセサリー商品といった不要なサービスを売りつけられるよりは、自社ユーザーを他社へ乗り換え提案する行為はノルマを達成する為とは言え、ユーザー側の利益を考えれば確かにお得になる事が大半です。

 

案内に違和感を感じたとしてもこの方法で携帯会社としてノルマが達成できるのであれば、ユーザー側にとっても携帯会社にとってもメリットがあるWinWinの関係になるいい状態なのかもしれませんね。

 

  • 全てスペ太郎の憶測です。

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最後にしつこいかもしれませんが、現場で自社ユーザーを他社に乗り換え提案している実情は店舗によって確かにあるのですが「ノルマのために」という点に関しては筆者スペ太郎の完全なる憶測になります。

 

実際はなんの考えもなく、乗り換えた方が本当にお得だから進めている可能性もありますし、そのスタッフが進めている他社の会社が好きだからやっている行為なのかもしれません。

 

しかし携帯会社を乗り換える手続きはお得になる可能性は高いことに間違いはありませんし、もしもノルマ達成のために併設している携帯会社間で競合して行っていることなのであれば、余計なオプションを追加されたり、不要なアクセサリー類を売りつけられるより断然マシな事かもしれません。

 

大手キャリアの社長クラスがこの事を知ったらどうなるかは考えるだけで恐ろしいですが、これが現在の現場事情のようです。

 

実際に現役の携帯販売員として働いていらっしゃる方がいれば現場の実態をコメント等で教えて頂けると参考になります。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

追記

※2022年1月27日に行った独自調査では他社へ乗り換えを提案している方は2割程度、機種変更がノルマに関係ないという方は3割程度、機種変更は嬉しいという方は5割程度となりました



自社ユーザーを他社へ乗り換え提案している割合は予想より低かったですが、機種変更はノルマに関係ないとの意見が半数を閉めていましたので、この点は今後の携帯販売員の働き方に大きな変化をもたらすことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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