都立霊園の墓じまいと施設変更について
墓主として管理に負担を感じている方は、子供に継承者として引き継ぎをするか悩ましい所でしょう。
お墓を維持するためには定期的な清掃だけでなく、年間使用料のような費用も発生します。
継承せずに自分の代で管理を終わらせるなら「墓じまい」をすることになる訳ですが、この墓じまいにも費用が発生したり、遺骨をどうするかと言う問題が生じます。
都立霊園では、このような悩みを解決するべく合葬墓にすることで費用と管理の負担を減らせる「施設変更制度」が実施されているのを知っていましたか?
アナタの悩みが解決するかもしれませんので参考にしてみてください。
合葬墓とは
合葬墓(がっそうぼ)とは、複数の人達の遺骨を同じ施設に埋葬する形式のお墓です。
個人で管理する必要がなく、承継者がいない場合にオススメの埋葬方法と言えるでしょう。
また費用面に関しても、個別でお墓管理するよりも抑えることができます。
施設変更の申請できる時期と費用
施設変更の申請時期は7月、10月、12月の年3回と決まっていますので事前にタイミングは確認しておくようにしてください。
都立霊園にお墓をお持の方であれば、墓じまい後
小平霊園と八柱霊園(2023年度から多磨霊園も再開)
にある合葬墓へ無料で納骨できるとの事なので、負担を少なくできるかと思います。
参考リンク
都立霊園とは
都立霊園とは東京都が運営する霊園で、合計8箇所の霊園があります。
□8箇所の都立霊園
・青山霊園:港区南青山
・雑司ケ谷霊園:豊島区池袋
・谷中霊園:台東区谷中
・染井霊園:豊島区駒込
・多磨霊園:府中市
・八王子霊園:八王子市
・小平霊園:東村山市
・八柱霊園:千葉県松戸市
霊園各所の納骨式や法名・戒名彫刻は下記のリンクより確認できますので、お近くの霊園をチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
都立霊園の墓じまいで悩んでいるなら、施設変更を検討してみることで承継者選びや費用負担が解決するかもしれません。
墓じまいのことなら、結局はプロに相談するのが1番かもしれませんので下記に「信頼のお墓のミキワ」のリンクを掲載しておきます。
大切な家族の遺骨になりますので、今後どうしていくのかは満足行く結果になるよう慎重に決めていくようにしてください。