auでお得にスマートフォンを購入できる新しいプログラムが提供開始されました。
その名も「スマホトクするプログラム」
今までは「かえトクプログラム」や「アップグレードプログラム」でスマートフォンの購入を提供していたのですが何が変わったのでしょうか?
現役スマホ販売員のスペ太郎がスマホトクするプログラムの解説と、今までの購入方法との違いを記事にまとめました。
目次
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スマホトクするプログラムとは
スマホトクするプログラムとは、「かえトクプログラム」と同様に、2年後の残価を機種事に設定し、残価と機種代金の差額を24回分割で機種を購入する方法。
24回目のお支払い以降に「auへの端末返却のみで残価のお支払いが不要」となるプログラムです。
24ヶ月目以降もプログラムに加入中のスマートフォンを継続利用する場合は、残価が自動で再分割される仕組みになっているのも嬉しいポイントなんですね。
スマホトクするボーナス
スマホトクするプログラムに合わせて「スマホトクするボーナス」も提供が開始されます。
概要としては
- スマホトクするプログラムで購入
- 分割金の支払い設定をauPayカードにする
- 分割支払金総額の5%が23回に分割され付与される
このような仕組みとなっています。
分かりやすく解説すると
iPhone13を10万円で購入したとします。
(分割金の支払い方法にauPayカードが必須)
分割支払金総額の5%なので10万×0.05を計算し
付与ポイントは総額5000ポイントとなります。
このポイントを23回に分けて毎月受け取る形になる訳です。
まさしくおトクな内容ですね!
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かえトクプログラムとの違い
下記に「スマホトクするプログラム」になった事で、「かえトクプログラム」よりユーザーにとって良くなったメリットを記載します。
スマホトクするプログラム
- 2年後にauへの端末返却のみでOK
- 2年後に再分割の申し出をしなくても、残価が自動で24回分割になる
かえトクプログラム
- 2年後にauへの端末返却+auで端末購入(回線契約はどこでもOK)
- 2年後にauユーザーもしくはauの会員ランクゴールド以下の他社ユーザーは残価が一括精算になる
このように、かえトクプログラムの場合は
2年後にauで端末を購入しなければいけなかった。
2年後にユーザーの利用状況によっては、いきなり残価が一括精算になる可能性があったのに対して
スマホトクするプログラムでは上記2点のデメリットが解消される、ユーザーにはメリットしかない内容にグレードアップしたのです。
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結局お得なの?
スマホトクするプログラムは結論「すごくお得!」だと考えます。
理由としては、2年後にauが設定する残価の金額が重要なのですが、残価設定が2年後に一般的な下取りで回収される金額より高ければ高い程「スマホトクするプログラム」のメリットが大きくなります。
例えば「iPhone13」の2年後の下取り金額が3万円
スマホトクするプログラムの残化設定が5万円
だった場合、純粋に2万円お得になった計算になる訳ですね。
スマホトクするプログラムでiPhone13を購入した場合の実質負担金額や、他社で購入した場合の比較を行った記事も作成していますので参考にしてみてください。
いつでもカエドキプログラムとスマホトクするプログラムを比較どっちがお得? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
端末購入時に乗り換えも可能
さらに、スマホトクプログラムではauで端末を購入しなければいけなかった条件が返却のみに変更されたので
2年後に他社へ乗り換えた方がお得なのであれば
auに端末返却のみ行い、新しい端末は乗り換えで購入するのも可能になりました。
iPhoneは毎年新しいモデルが出る度に買い替えたくなりますので、2年毎にお得に買い換えができるようになったと考えれば嬉しい限りですね。
※2021年12月追加
ドコモ、au、ソフトバンクからiPhone13が格安で購入できるキャンペーンが始まりました!
返却プログラムで購入する事により、実質負担額が24円や1円になるといったように手出しがほとんどいらない驚きの内容です。
各社の詳細は別記事にてまとめていますので参考にしてください。
iPhone13miniがドコモ、au、ソフトバンクで1円!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
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プログラム利用時の注意点
プログラムを利用する端末の返却時に気を付けなけれいけないポイントがあるので確認しておきましょう。
返却時に端末が破損している場合
iPhoneとAndroidともに端末保障サービス未加入時は、破損代金として22000円のお支払いが必要。
端末保障サービス加入時は
Android 2200円のお支払い
iPhone 22000円のお支払い
このように返却時に端末が破損していた場合、費用が追加で発生することを覚えておきましょう。
iPhoneの場合は端末保障サービスに加入していたとしても22000円のお支払いになるので、Appleストアで修理してから端末回収することをおススメします。
※Appleストアの修理代金はApplecare加入時
画面割れ 3700円
全損 12900円
iPhoneを購入する際にApplecareに加入するか、加入しないかはいつも契約の直前で説明がある為あやふやな判断で加入の可否を決めてしまいがちです。
下記にてiPhone購入時にApplecareに加入するべき判断基準をまとめていますので参考にしてみてください。
Applecareは加入するべきなのか購入するiPhoneで見極めよう - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
途中での分割支払金の一括清算
分割の残債を契約の途中で一括清算することはもちろん可能ですが、スマホトクするプログラムの権利がなくなること、スマホトクするボーナスのポイント還元も一括清算後の分は対象外になります。
auは契約者の名義変更する場合に、機種代金が分割中だと名義変更ができません。
スマホトクするプログラム中に名義を変更したいと考えたら、機種代金を一括清算するしかないのですが
一括清算することにより、スマホトクするプログラムが使えなくなりますので注意しましょう。端末購入の際に、近々お子様への名義変更をしたいと検討している場合には機種変更時に同時に名義変更の手続きもおこなうようにしてください。
auで機種を分割購入すると一括精算しなきゃ名義が変えれない!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
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最新モデルをスマホトクするプログラムでお得に!
最新モデルのスマートフォンをお得に契約するにはどうすればいいでしょうか。最新のスマートフォンは格安スマホでは取り扱わない事が多く、auから購入しなければ入手できないなんて事はよくあることです。
しかしauの基本料金は格安スマホよりどうしても高くなってしまいますので、最新モデルのスマートフォンを購入すると毎月の通信費は必然的に高くなります。
これではせっかく最新のスマートフォンをお得に利用したいのに、損してしまうような感覚になりガッカリしてしまいますよね。
この記事を読まれたあなたはラッキーで、このような最新のスマートフォンを購入するにあたりauを契約しなければならないというのは今は不要な考え方です。
2021年になり、携帯会社からスマートフォンを購入する場合に契約をわざわざしなくても端末だけの購入ができるようになっています。
つまり今の携帯会社を契約したまま、auから最新のスマートフォンだけを購入して利用する事ができるという事になるのです。
下記にて詳しく解説します。
端末のみ購入するメリット
auは契約を伴わずに、スマートフォンだけの端末のみ購入が可能です。
au以外を利用しているユーザーは、今契約している携帯会社や契約プランを変更したくなければauへの乗り換えをすることなく、端末のみをauから購入する事ができます。
さらに一括購入や分割購入だけでなく、スマホトクするプログラムでの購入も他社の携帯会社を契約したまま活用する事ができますので、通信費を安くしたまま最新モデルを利用したかったユーザーや
povo1.0や旧楽天モバイル、LINEモバイルのように現在は新規受付を行っていないプランを契約しているユーザーは乗り換えると元のプランに戻せなくなってしまう為、端末のみの購入が出来ることは非常に嬉しい内容となっています。
しかし他社を利用しているユーザーは端末のみ購入ではなく、auへの乗り換え契約も合わせて端末購入をすると乗り換えに対する値引きで最大2万円のキャンペーンを受けれる事もありますので状況に応じて、乗り換えるか端末のみ購入にするかは検討してみましょう。
auユーザーの端末のみ購入
auユーザーであれば基本的に端末の購入と同時に利用中のスマートフォン情報を切り替えた方がいいので、購入の際は契約もセットで考えた方がいいでしょう。ちなみに契約ありきで端末を購入するなら手続き的には「機種変更」という手続きになります。
auユーザーでauから端末のみの購入を検討する場合に注意点があり、auは端末の種類によっては対象となるプランに変更しないとスマートフォンが利用できない事があります。
よくある例が、auで20GBのフラットプランを利用しており5G対応のiPhone13に変更したいと考えた場合に機種変更で手続きをしようとすると、強制的に5G対応の新しいプランに変更しなければなりません。
5Gプランになると基本料金がフラットプラン20GBよりも少し上がる可能性があるため、ユーザーによってはプランを変えずにiPhone13を利用したいと考える事もあるでしょう。
こういう場合にiPhone13をauから端末のみ購入する方法を活用すれば通常はSIMカードの差し替えだけで、フラットプラン20GBを継続できるようになるはずなのですが、auは5G専用端末は5G専用プランに結局は変更しないと端末が反応しませんので残念ではありますが
auユーザーの場合は端末のみ購入ではなく、機種変更手続きで普通に契約するようにした方がいいでしょう。
auで契約後にUQモバイルで利用可
auのスマートフォンを端末のみの購入ではなく、乗り換えや機種変更での契約を検討する場合に月額の通信費を意識する必要があります。
auの料金プランは格安スマホに比べれば通信費はどうしても高くなってしまいます。
そのため、auに乗り換えることで端末価格を安く出来たのに通信費が結局高くなってしまい逆に損をしてしまった。なんてことにもなりかねません。
このような場合はauで契約後に一定期間が経過した格安スマホへの乗り換えを考えてみるようにしてもいいでしょう。
auはサブブランドとして元々は格安スマホだったUQモバイルを現在は直接サービス提供しています。
UQモバイルは通信費が最安値990円からと他社の格安スマホと比較しても引けを取らない料金プランで提供しています。
auからUQモバイルへの移動を検討する場合は一点気をつける内容があり、auを契約して直ぐに移動する行為はNGとされていますので下記の記事にて詳細が気になる方は確認をしてください。
auからUQモバイルにすぐ乗り換えるのはNG?短期の番号移行はブラックリストになるかも - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
auも条件次第で通信費が安くなる
auは格安スマホに比べると通信費が高くなってしまうデメリットがありますが、契約時の条件によっては格安スマホと同じくらいの金額で利用する事もできます。
auで安くなる条件は、利用する人の年齢が何歳以下になるのかという点です。
2021年12月現在では
30歳以下の利用者が対象になるキャンペーン、「au応援割U30」
au応援割(U30)と(エンタメ)をUQモバイルとpovo2.0で比較してみよう - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
22歳以下の利用者かつ、新規契約もしくはガラケーからの契約が対象になるキャンペーン、「スマホスタートプランフラット」が提供されています。
auの応援割U30よりも電話番号を変更してよければデータ増量のスマホスタートプランがオススメ - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
30歳以下の利用者であれば、auでの契約でも十分に安くする事が可能です。キャンペーンの割引期間も6ヶ月間は継続しますので割引が外れるさいにUQモバイルなどの格安スマホを検討してみてもいいかもしれませんね!
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まとめ
今回のスマホトクするプログラムは現役の携帯販売員からすると、かなり驚きのプログラム内容に変更されたと考えています。
2019年の電気通信事業法の法改正により、少しづつユーザーに対する契約の縛りがなくなってきていましたが
端末の購入方法に関しては、どうしても48回分割による縛りが抜けきれないもどかしさがありました。
このもどかしさが全て改善されたのが
「スマホトクするプログラム」になっていますのでiPhone13をどこの会社で購入するか迷っている人は是非auを検討してみるといいでしょう。以上