auでお子様用のスマートフォンを購入しようと考えている方や、今までご家族の名義だったが自分の名義に変更しようと考えているユーザーさんに必見の記事です。
お子様のスマートフォンを新しく購入検討中であれば、この記事を読んで誰の名義で契約するのかしっかり考える事ができるようになり
すでにご家族の名義で利用しているスマートフォンを自分の名義に変更しようとしているユーザーさんは、名義変更する前に事前にどのようにすればいいのか対策ができるようになります。
ちなみに子供用のスマホ代が高くて見直しをしたいと考えていらっしゃる状況であれば名義変更の確認よりも先に下記リンクを確認するようにしてください。
子供用のスマホは1番安い会社を選ぶべき?現役の携帯販売員が解説 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
目次
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auは機種代金の分割中だと名義変更ができない!
auで名義変更を考えていらっしゃるユーザーの方、auでは機種代金の分割中は名義を変えることが出来ないのをご存知でしたか?
名義変更を考えるタイミングとしては、機種変更の時だったり、お子様が成人する時期、ご家族が別世帯で生活する状況になったりすると
実際に利用する人自身の名義にしておこうと考えるはずです。
auの場合は機種代金の分割中だと、余っている残債を精算しなければ名義変更ができませんので
名義変更しようと思い立った時に残債が余っているか分からないようであれば、Myauなどから事前に残債金額を確認しておくようにすることが大切です。
残債金額が少ないようであれば名義変更前に一括清算してしまうようにしましょう。
au携帯電話の契約者の名義を親から子に変更(譲渡)したい| よくあるご質問 | サポート | au
auとしては分割購入を推奨している
スマートフォンを購入する方法には、一括購入と分割購入から選ぶ事ができます。
一括購入でも分割購入でもスマートフォンの機種代金が変わることはありませんが、携帯会社から購入する場合は分割で購入する方法が当たり前になっています。
実際に購入する立場のユーザーからしても分割購入にして利子がつかないのであれば、確かに分割購入を選ぶ方が多くなるのは必然でしょう。
2021年現在、携帯会社では購入した端末を将来的に返却することで端末の実質負担額を減らす事ができる
返却前提の購入プログラムが販売方法のメインとなっています。
ユーザーからしても2年スパンで買い替える利用者が多く、新しい端末を購入したら過去の端末は不要だということで返却プログラムを利用する方は多いです。
auの返却プログラムは「アップグレードプログラム」や「かえトクプログラム」、「スマホトクするプログラム」と購入したタイミングによって名称が異なりますが
auとしてもこのプログラムでの購入を推奨しています。
スマホトクするプログラムって何?かえトクプログラムとの違いを解説 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
現場の携帯販売スタッフとしても返却プログラムをオススメしており、ユーザーにとってもメリットが大きい購入方法なのですが、実は名義変更に関しては大きなデメリットが存在しているのです。
返却プログラムが適用できなくなる
この端末を返却するプログラムは分割での購入が条件となっており、auでの名義変更は分割中では手続きする事ができません。
また返却プログラムは残債を一括精算すると利用する事ができなくなってしまいます。
つまり返却するプログラムを利用したいユーザーが、名義変更もしたいと考える場合、結論どちらかを諦めなければいけないという結果に行き着く訳です。
とくに、機種変更の手続きと同時に名義変更をしようとする利用者がよくいらっしゃるのですが分割中で名義変更ができませんので、そのまま機種変更をする流れになります。
しかし新しいスマートフォンも同じような返却プログラムで購入する場合がほとんどのため、結局また新しいスマホの分割がスタートし名義が変更できなくなるとエンドレス状態になってしまうのです。
名義変更を諦めるのか、どこかのタイミングで残債を一括精算するのか
auユーザーが名義変更で困ったら苦渋の決断をしなければいけないんですね。
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お子様のスマホ契約時は2年後を意識しよう
このように分割購入だけでなく、プラスアルファで返却プログラムを活用してスマートフォンを購入するのであれば
最初の契約時に名義を誰で契約するのかしっかり考えておく必要があります。
お子様用のスマートフォンを契約する際はとくに重要で、小学校くらいの年齢であれば気にする必要はありませんが
高校生や大学生になると、いつ一人暮らしを始めたり、自分で支払ったりするようになってもおかしくありません。
このような場合にお子様が1人で携帯ショップに行き手続きを進めようとするのですが、名義が別の人になっているので何もできずに、さらに名義を変えたくても分割を精算しなければ名義変更もできないと
痛い出費がかさむことになりますので必ず覚えておくようにしてください。
中学生以上であれば本人名義可能
携帯会社にもよりますが、お子様が中学生以上になればお子様の本人名義で契約できる携帯会社がほとんどです。
お子様の名義で契約していれば、携帯を買い替える際や契約内容を確認する際に、お子様の同伴が必要になりますが、将来的に名義が変えれなくなるという心配はなくなります。
また、契約内容の変更やプラン内容の変更は20歳未満だと保護者の了承が必要だったり、別途書類が必要になったりしますので
お子様自身で勝手にプランを変えられるという心配もする必要はないでしょう。
ご自身名義に変更する時は残債を確認しよう
分割中で名義を変更する場合は、一括で精算するしか方法はありませんので残債がいくら余っているのか確認をしておくようにしましょう。
返却プログラムで購入しているのであれば、月額の機種代金が2000円ほどでも
2年後に5万円近く余っている可能性が考えられます。
月額2000円×残り10ヶ月分で残債は2万円と計算していたのに、実際は7万円が残債として余っていたなんてことは良くある話です。
さらにスマートフォン購入時に「機種代金は無料とか1円と聞いていた!」と今まで勘違いしていたことに名義変更のタイミングで気づかれるユーザーさんも多くいらっしゃいます。このような理由が考えられるのは「実質〇円」というキャンペーンで購入しており端末を返却することが条件で無料や1円で購入していたというパターンです。
下記リンクのキャンペーンもまさしく端末返却ありきの実質キャンペーンとなっていますので参考としてチェックしてみてください。
iPhone13miniがドコモ、au、ソフトバンクで1円!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
このような状況で、残債を払ってまで名義を変える必要がなければ
そのまま名義変更をせずに継続利用するしかないでしょう。
他社へ乗り換えるなら名義が変更できる
auで分割中に名義変更はできませんが、携帯会社によっては他社に乗り換えと同時に名義変更をする事ができます。
乗り換えと同時に名義変更する場合は、移転元の名義人と、乗り換え先で名義人になる人の来店と、本人確認書類が必要になりますので覚えておきましょう。
注意点としましては
乗り換える携帯会社によって、移転元からの名義変更が可能な会社と不可能な会社があります。
大手3キャリアは基本的に問題ありません。
またauの機種代金購入プログラムとして、「アップグレードプログラム」で購入をしている場合、他社へ乗り換えをするとプログラム利用ができなくなりますので要注意の内容となるでしょう。
「かえトクプログラム」「スマホトクするプログラム」で購入しているユーザーは他社へ乗り換えても、条件次第では残債を免除する事ができます。
とくにスマホトクするプログラムで購入しているユーザーに関しては、携帯の契約をどこの会社に変更しても購入した端末の返却さえ行えば残債免除は可能ですので一番オススメの購入方法にはなるでしょう。