格安スマホに乗り換えるなら携帯料金を安く出来ることは分かるけど、どのようなデメリットがあるのか気になって一歩踏み出せない。
こんな悩みを抱えている方はたくさんいらっしゃるのではないかと思います。格安スマホのメリットは安くなること!
これは理解した上でデメリットを知っていただき、それでも安さを求めるのであれば是非とも格安スマホへの乗り換えを一歩踏み出してみましょう!
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格安スマホのデメリットって何があるの?
格安スマホを契約するにあたりデメリットを理解しておくことは非常に重要です。
最近では格安スマホのサービス品質も良くなり、デメリットをデメリットと感じないユーザーが増えている実情もあります。
格安スマホのデメリットには下記のような項目が挙げられます。
- 同じ回線でも通信品質が事なる
- 店頭受付できる事業者が少ない
- アフターサポートが大手キャリアより劣る
- キャリアのメールアドレスがないことも
- 取り扱い端末の種類が異なる
- キャリア決済が使えなくなる
このように様々な項目が記載できますが目を通しただけでも大したデメリットじゃないと感じる方もいれば、それは困ると直ぐに判断できる場合もあるでしょう。
それではそれぞれの内容を細かく確認してみましょう。
同じ回線でも通信品質が事なる
格安スマホは契約する際にどこの通信回線を利用するのかを選びます。「ドコモ回線」、「au回線」、「ソフトバンク回線」といったように大手キャリアの通信網の中から選択することが一般的です。
格安スマホごとに選べる通信回線は異なりますが、ドコモ回線とau回線で提供しているパターンが主です。
このように格安スマホは大手キャリアの通信網を借りてサービス提供をしているのですが、ドコモ回線を使えるからドコモと通信品質がまったく同じになるという事ではありません。
あくまでもドコモと直接利用しているユーザーがメインの通信網となりますので、格安スマホと契約してドコモ回線を借りているユーザーに関しては時間帯によって通信速度が低下したり、通常時から通信速度がドコモユーザーより遅い事が普通です。
そのため、ドコモ回線が使えるから問題ないだろう!といった安易な考えだけで格安スマホを契約する事は注意する必要があるのです。
通信速度ではなく、通信が繋がるエリアに関してはドコモ回線やau回線のエリアが幅広く利用できますので、速度を重要視しない場合なら通信品質の違いは気にしなくていいでしょう。
店頭受付できる事業者が少ない
格安スマホは大手キャリアと違い、店舗での受付窓口が少ないデメリットがあります。
完全にインターネットからのみ申込を限定している格安スマホもあれば、店舗受付窓口を構えていたとしても新規受付業務しか出来ない窓口が多いので申込以外の問い合わせは全て電話サポートやチャットでするように誘導されるでしょう。
携帯電話は申し込むだけなら誰でも簡単に出来るのですが、契約が完了した後の初期設定が難しくせっかく契約は出来たのにスマートフォンの利用開始をする事ができないという最悪な状態になる事も有り得ます。
携帯電話の初期設定やインターネット検索のような行為を苦手としている方にはハードルが高く感じるかもしれません。
アフターサポートの違い
店舗問い合わせの窓口が少ない事と内容が少し似ていますが、格安スマホは店舗に直接問い合わせが大手キャリアのように出来ない事がほとんどなので契約した後のサポートは不安に感じる事があるかもしれません。
例えば料金プランを変更したくなったり、契約内容の変更をしようと考えても店舗で手続きが出来ることはほとんどなく、ウェブからの手続きもしくは電話での手続きになる事が一般的です。
また端末が故障したり、紛失してしまった場合も電話サポートでの対応になる可能性が高いためアフターサポートの面は大手キャリアと比較した場合に大きなデメリットとなることでしょう。
メールアドレスの確認
格安スマホはメールアドレスを利用する場合に専用メールアドレスを提供していない会社もあります。
また大手キャリアから乗り換えて格安スマホに変更するのであれば、メールアドレスの持ち運び手続きをしなければ大手キャリアのメールアドレスは使えなくなってしまいます。
格安スマホを利用するのであれば、携帯会社に縛られない「Gmail」や「iCloud」のようなメールアドレスをメインに変更する事がオススメとなります。
大手キャリアのメールアドレスを引き継ぎたいのであれば、乗り換えた後にメールアドレスの持ち運び手続きを忘れずに行う事で継続して利用する事ができますが、メールアドレスの維持費に月額300円ほどかかりますのでこの点は覚えておくようにしましょう。
取り扱い端末の種類が事なる
最新のiPhoneやAndroidスマートフォンになると、格安スマホでは取り扱いしていない事業者が意外と多いです。またSONYやSAMSUNGのハイスペックモデルは大手キャリアでしか販売していない事も多く、格安スマホ会社から買おうと考えていた場合は注意か必要です。
2022年になり、大手キャリアから端末のみ購入が出来るように整備かされてきていますので格安スマホで希望の機種が取り扱いしていなくても大きく気にするポイントではなくなってきていますが
利用する予定の格安スマホ会社から直接購入する訳ではありませんので、大手キャリアなどから購入する場合は、利用予定の格安スマホに通信が対応しているのか動作確認が必要になる事は覚えておく必要があるでしょう。
キャリア決済が使えなくなる
インターネットで購入したお買い物の支払いや、ゲームに課金した支払いを携帯電話の通信費と一緒にまとめて引き落としが出来る「キャリア決済」を利用した事がある方は多いことでしょう。
格安スマホ会社ではキャリア決済を提供している事はほとんどなく、クレジットカードからの支払い設定を推奨しています。
そのためクレジットカードを持っておらず、口座振替しか支払い方法がない場合はゲームの課金やサブスクリプションの引き落としが大変面倒くさくなってしまうのです。
格安スマホでキャリア決済に対応していなかった場合、クレジットカードを作成して支払い方法に対応するか、キャリア決済を提供している数少ない格安スマホのを選ぶか、ゲームの課金やサブスクリプションの支払いをプリペイドカードなどチャージして引き落とし設定するしかありません。
このようにユーザーによってはキャリア決済は無意識のうちに利用しており、なくなると非常に困ってしまう場合も有り得ますので要チェック項目となっています。