携帯販売員として働いているけど家電量販店の中にある携帯売り場へ移動になりそう、、
携帯販売員として働きたいけど家電量販店で働くことになったらどうなるんだろう?
このような疑問を感じながら携帯販売員なのに家電量販店で働く事に不安を感じている方いらっしゃることでしょう。
そんな方のために、家電量販店で働くスタッフがどんな働き方をしているのか普段の日常をまとめます。今後の参考にしてみてください。
目次
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家電量販店の携帯販売員って何してるの?
家電量販店で働く携帯販売員は普段どのような業務を行っているのかまずは確認してみましょう。
家電量販店にも様々な系列があり、その店舗事で業務内容は異なる事がありますので必ずしも同じ働き方になる訳ではないことを事前にご確認ください。
ちなみに携帯販売員は土日が休みにくい仕事になりますので、現在すでに携帯販売員として働いている方は気にしなくて大丈夫ですがこれから働き始めるか迷っている人は休みの曜日を気にする場合コチラの記事をまずはお読みください。
携帯販売員は土日祝が休みにくい?つまり平日に休みたい人は嬉しい職業 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
稼働時間を確認してみよう
携帯販売員が家電量販店で働く場合に稼働時間がどのようになるのか確認してみましょう。
基本的に家電量販店の中で携帯販売員として働きますので、業務時間は家電量販店の営業時間内に収まります。
店舗が10時~21時までであればこの時間ないで働く事になる訳です。案件の内容にもよりますが、実稼働時間は8時間~9時間(休憩含む)が一般的な時間となっており10時に出勤したら、6時or7時に業務を終了するといった働き方になります。
残業は基本的にほとんどない職種となりますが、業務終了前にお客様が来店され対応できるスタッフがあなた以外にいなければ、その対応が終了するまでは残業する事にはなるでしょう。
また土日は基本的に忙しくなる仕事のため、10時出勤のように早い時間からの稼働になれば店舗の状況によっては残業する事になるかもしれません。しかしほとんどの場合では11時や12時から出勤してくるスタッフもシフトが組まれていますので、そのスタッフが空いているようであれば普通に定時で帰れる店舗ばかりにはなります。
基本的な業務内容を確認しよう
稼働時間がどんな感じが確認出来た所で実際に働く際の業務内容を詳しく確認してみましょう。
携帯販売員は出勤するとまず展示されているデモ機の電源を付けたり、売り場の清掃を行います。
その後に昨日の件数報告が間違っていないかや、在庫にズレが無いかを確認します。開店するとお客様をお迎えして携帯コーナーの売り場でにて、お客様が問い合わせにくるのを待つ流れになります。
暇な時間があれば、携帯販売に関する知識の勉強したり新しいお知らせが届いていないか等の確認も行いますので、基本的にお客様が来店しない時間でも案内に活かせる知識を付けたりして時間を過ごします。
家電量販店には電話でも携帯電話についての問い合わせが来ますので、あなたが在籍している携帯会社に対する問い合わせが来れば電話対応も行う事になります。
基本的にはお客様が希望している在庫があるかどうかや、機種代金がいくらなのか、キャンペーン等がやっているかといった簡単な問い合わせが多いです。
稀に自店舗で契約したお客様から、契約内容で分からなかった事や、操作方法についての問い合わせが来ることもあります。
家電量販店では基本的に契約に関する業務しか受付が出来ないので、機種の購入や、SIMカードだけの乗り換えといった業務しか行いません。
プラン変更はできる場合もありますが、名義変更や料金収納、故障対応、休止手続きは家電量販店ではほとんどの店舗で出来ませんので、専門の携帯ショップへお客様を誘導する流れとなります。
1日の最後には、件数の報告と売り場の清掃、デモ機の電源を切りお店を退店して業務終了となります。
スタッフによって役割分担があることも
1日の業務内容は何となく理解出来たかと思いますが、家電量販店には店舗の規模にもよってスタッフに役割分担がされている事もあります。
例えば売り場でお客様とお話しをして携帯電話に関する悩みを聞いたりして改善案を提案する説明がメインのスタッフ、契約をするお客様の登録業務を行うスタッフ、在庫管理や店舗のプライスを作ったりする事務的な業務をするスタッフ、全体のスタッフを仕切る役割のスタッフといったように役割を分けることで円滑に業務が行えるよう対策をしている店舗は多いです。
規模が小さい家電量販店になると、そもそも携帯販売員が1名や2名しかおらず役割分担をする程でもなく全て1人で業務を行う店舗もあります。
家電量販店の携帯販売員として求人が募集されている場合、何名程スタッフが在籍しているか聞くことができれば、スタッフが多い店舗だと自分に合った役割を振り分けてもらい仕事に取り組めるメリットがありますが、複数のスタッフとコミュニケーションを取らなければならない為、休憩時間に行くタイミングや自由な時間は少なくなるかもしれません。
スタッフが少ない店舗の場合は、全ての業務を何名かで行う事になるので負担が大きくなるかもしれませんが数名での稼働になるので、連携を密にとる必要もなく自分のペースで働くことができるメリットがあるでしょう。
週末はイベントに向けての準備も行う
家電量販店の週末は携帯のイベントや家電メーカーのイベントが良く行われています。
携帯会社でイベントを行うのは基本的にドコモ、au、ソフトバンクの3社になりますので一緒にイベントをやるというよりも、各週ごとに交代でイベントをしている店舗が多いようです。
あなたが在籍している自社イベントが行われる週末になるとイベントの準備が必要になるので、このイベントに向けてノベルティを揃えたり、POPの作成をしたり、イベントブースを設置したりというような業務も携帯販売員が行います。
携帯のイベントは店舗のスタッフだけですることもあれば、イベントを盛り上げるイベントスタッフや、携帯販売の提案だけに特化した特別販売員が応援で来てくれる事もあります。
イベントスタッフについて詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にすると分かりやすいかと思います。
スマホ販売のバイトって何するの?携帯販売のイベントはきついって聞くけど本当? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
特別販売員に関して詳しく知りたい方はコチラの記事を参考にしてください。
携帯販売員は土日祝が休みにくい?つまり平日に休みたい人は嬉しい職業 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
週末のイベントは応援として働いてくれるイベントスタッフや特別販売員と一緒に働いたりもしますが、イベントの準備は家電量販店に在籍している携帯販売員の業務になりますので覚えておくといいでしょう。
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複数の携帯会社が在籍している
携帯会社にはドコモやau、ソフトバンク、ワイモバイル、UQモバイル、楽天モバイルと言ったように数多くの携帯事業者があります。
家電量販店には有名どころの携帯会社は、ほとんど併設していますので上記で記載した会社だけでも6社にもなります。(グループでまとめるなら4社)
これだけの携帯会社スタッフが在籍していると、いろんな問い合わせも多く他社の事も聞かれたりする事が稀にあります。
このような場合は、問い合わせ先のスタッフを呼び対応してもらうようになるのですが、家電量販店では他社のスタッフとも仲良く売り場で働いていますので、他社のスタッフに声を掛けるなんて事は普通の光景だと言えますので安心しましょう。
携帯販売に関する知識が身についてくると、他社の案内も出来るようになってきますので来店してきたお客様に、自社のサービスも魅力的ですよ!とセールスを掛けれるようにもなります。
ベテランスタッフになってきたり、応援で入店している特別販売員は当たり前のように行っている提案方法になりますが、新人スタッフからココまで成長するには早くても3ヶ月は時間を要することでしょう。
家電量販店に携帯電話を契約しに来るお客様は、どこの携帯会社がお得になるのかを知りたくて来店する方も数多くいますので、目標としては全ての携帯会社が案内出来るようなスタッフを目指してみましょう。
もちろん家電量販店のスタッフも在籍している
家電量販店の携帯販売員はどのような日常を送っているのかまとめてきましたが、家電量販店にはもちろん家電製品がありますので家電販売員も在籍をしています。
家電販売員は携帯電話の販売をする事はほとんどなく、問い合わせがあれば携帯販売員へと案内を変わる事がほとんどです。
逆も然りでお客様から家電製品の事を聞かれる事がありますので、このような場合は家電販売員へと案内を変わります。
家電販売員と携帯販売員は雇用形態が全く異なりますので、あまり係わりを持たない店舗もあれば、仲良く稼働している店舗もあるようです。この点は店舗によって大きく異なるかと思われますので、状況をみてコミュニケーションを図るべきなのか、距離を保っておくのかは判断をすることになるでしょう。
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携帯コーナー以外で働くことも
2019年に通信業界は大きな衝撃を受けた事を皆様はご存知でしょうか?電気通信事業法の法改正により、違約金の撤廃、契約に対しての端末値引き額のルール、回線契約と端末購入を区別、通信費の大幅値下げ。
このような様々な観点からの通信費への見直しが行われ、2022年の現在に至ってはスマートフォンの利用者はほとんどが通信費を安くできたのではないかと考えられます。
携帯電話の技術も進歩し簡単には壊れなくなっただけでなく、長持ちするようになった事もあり
- 通信費が安くなった
- 携帯が壊れにくくなった
- 携帯が長持ちするようになった
- 最新モデルの代わり映えがなくなってきた
このような観点から携帯への関心をもつユーザーがどんどん少なくなってきています。
こうなってくると携帯電話を購入しようと考える方も少なくなり携帯売り場に立っているだけでは携帯電話が売れにくく、どうにかしてお客様に最新の携帯電話を知ってもらえる方法はないかと考えられたのが、携帯電話売り場ではなく家電製品売り場で家電製品を購入頂いたお客様への携帯電話で困っていることはないかヒアリングを行うという方法です。
携帯電話に対して何も考えていなかったとしても、改めて困っている事はありませんか?とか今よりやすくなったら嬉しくないですか?と聞かれると潜在的に眠っていたお客様の不満や、さらに安くしたいという心理に問いかける事ができるのです。
最近では、このように携帯売り場ではなく家電製品売り場で働く携帯販売員も増えていますので必ず覚えておきましょう。
家電製品コーナーで携帯電話の提案
家電量販店の携帯販売員として求人が募集されていた場合に、携帯売り場か家電製品売り場どちらで働くか分からないまま店舗に入店する事も最近では有り得るようです。
最近では携帯販売員にも関わらず、携帯電話の事はあまり分からず家電製品にめちゃくちゃ詳しいといった逆転状況になっている販売員もいるらしく、それだけ働き方が変わって来ていることが受け取れます。
家電製品コーナーからどのようにして携帯電話の提案へと繋げるのか最後に簡単に解説させて頂きたいと思います。
提案方法はいとも簡単で、家電製品を購入して頂いたお客様にアンケートをお願いします。と通信費に関するアンケートを回答して頂き、そのアンケートを元に困っていることはないか?通信費がさらに安くなるかもしれない。といった説明を行います。
興味を持ったお客様にはそのまま提案を行い、何かしらお客様へのためになる時間を提供して案内を終了します。
また家電製品購入時に通信費見直しをする理由にはもう1つ大きなメリットがあり、家電量販店にて携帯電話の見直しを行うと家電製品の値引きができるキャンペーンが良くあるのです。
この携帯電話契約と家電製品購入を組み合わせたキャンペーン値引きが、携帯販売員が家電製品コーナーで働くきっかけとなった1つの大きな理由となっているんですね。