auで機種変更したり、auに乗り換えしたんだけど月額の支払い額が格安SIMに比べると高いので安くしたいと考えてる方多いんじゃないでしょうか。
auユーザーが安くするならpovo2.0かUQモバイルが一般的です。
しかし、同じKDDIグループの料金プランでもau、UQ、povo2.0間の料金変更は注意が必要となっているのです。
auで契約した後にすぐにでもお安くしたいと言う方は注意事項をしっかり確認してから行動するようにしてみてください。
目次
- auからすぐにpovo2.0やUQへの移動はNG
- UQモバイルに変更するメリット
- povo2.0に変更するメリット
- auに戻る気がなくても最新端末が、、
- auに戻る気がなくても料金プランが、、
- 差額を確認して半年は我慢しよう
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auからすぐにpovo2.0やUQへの移動はNG
auを契約して基本料金の違いからUQモバイルやpovo2.0に興味を持ち直ぐにでも移動を検討することあるかと思いますが
auを契約してから期間が短い内にUQモバイルやpovo2.0へ移動することは基本的にNGだと考えていた方がいいでしょう。
auの携帯販売員も利用開始から最低6ヶ月間の利用を推奨しており、6ヶ月経過後にUQモバイルをオススメしたりしているようです。
auの基本料金とUQモバイルやpovo2.0を比較すると断然、auが高いので6ヶ月間も利用するとなればそもそも契約するか迷ってしまいますね。
それでも安くしたいなら注意事項を確認
auを契約して最低でも6ヶ月間の利用が推奨されているのですが、何故このような基準があるのか気になりませんか?
これは単純に使ってくださいとお願いをしているのではなく、短期的に解約するとユーザー側に不利益があるかもしれませんよと間接的に伝えている訳です
携帯電話の契約には過去から短期解約という概念があり、携帯会社ごとに最低利用期間の基準が定められていると考えられています。各社明確な基準は公表していませんが6ヶ月間や3ヶ月間といった期間が一般的に携帯販売員が案内する期間目安となっているようです。
実際に短期解約をしてしまったら何か困る事があるのでしょうか?どのような不利益があるのかと、それでも短期解約をする場合の注意事項をまとめます。
短期解約をになると契約できなくなる!?
auを何ヶ月で解約すると短期解約になるか明確な基準は不明ですが、もしも短期解約とauから判断されてしまった場合にどのような不利益があるのでしょうか。
短期解約と判断されてしまうと、再度auを契約したいと再契約を希望する際に審査が通らなくなる可能性があります。
つまりau→povo2.0→auという移動をしようと考えた場合に、1回目のau利用期間が短すぎるとpovo2.0で不都合を感じ、2回目にauへ戻りたいと考えた際に審査が通らず契約できない。
このような可能性が考えられるのです。
一定期間を経過するとまたauを契約できるようですが、これまた一定期間は明確な基準が公表されていませんので詳細は不明です。
1年以上は再契約できるまでに時間を要する可能性が高いので、短期解約は非常に気をつけたい注意ポイントとなりますね。
端末のSIMロック解除
短期解約の可能性があるとしても、通信費を安くするためにそれでも移動を検討するのであれば利用者の自由なので短期的に移動するにあたっての注意事項を確認しておきましょう。
契約期間が短い内に携帯会社を移動する場合、auでスマートフォンを購入していたら不都合になる事が1点あります。
携帯会社で購入したスマートフォンには、その携帯会社でしか利用ができないSIMロックという制限が掛けられています。
SIMロックは解除することができますが、契約から101日目経過しなければ通常はSIMロック解除ができません。
しかし例外としてクレジットカードでの引き落とし設定か、機種代金を一括払いで購入していれば101日経過していなくてもSIMロック解除することは可能です。
またiPhone13シリーズ以降はSIMフリー端末としての販売が開始されており、Android端末でも最新モデルはSIMフリー端末として販売されていますので
過去に購入した端末や、iPhone12シリーズなどをこれから購入する場合にはSIMロックがかかっていますので気をつける必要があります。
キャリアのメールアドレス
auのキャリアメールを最近契約した方で利用している割合がどれくらいの数いらっしゃるかは不明ですが、もしもauを契約してauメールを利用し始めている方は乗り換える際に注意が必要です。
auのキャリアメールは他社への引き継ぎができないできませんので、auメールを今後別のメールアドレスへと変更する必要があります。
※12月20日からauメールの他社へ持ち出しが可能になりました。サービス料金は330円/月で、持ち出しには専用ページからの申し込みが必要です。
GmailやiCloudメールはどこの携帯会社に移動してもそのまま利用ができるメールアドレスになりますので、今後はそちらの利用に切り替えた方がいいかもしれませんね。
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UQモバイルに変更するメリット
そもそまauからUQモバイルへ変更することにどのようなメリットがあるのかまとめます。
auはデータ容量が使い放題になる「使い放題MAX」プランを提供していますが基本料金は5500円~7500円が料金相場となっています。
使い放題MAXより通信量を安くするためには、ピタットプランの4GB以下になる必要があり
4GB以下のピタットプランを契約したとしても通信量は3500円~5000円が相場となります。
UQモバイルのを契約するのであれば、25GB以上の料金プランがありませんが25GBでデータ容量が足りるユーザーにとっては基本料金が大きく下げることが可能になります。
3GBで1000円~2000円
15GBで2000円~3000円
25GBで3000円~4000円
という料金相場となりauから大きく通信費が下がる事が見て分かります。
詳細は下記の別記事にても確認することはできますので参考にしてください。
またUQモバイルは店頭での受付が可能なだけでなく、auショップでも対応ができるようになっていますのでコチラも大きなメリットになる内容となるでしょう。
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povo2.0に変更するメリット
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auに戻る気がなくても最新端末が、、
もし短期解約をしてでもUQモバイルやpovo2.0に変更したいと考えた時に、その時はauを1年くらい契約出来なくなっても問題ないや!と安易に移動をしてしまうかもしれませんが
何点かauだからこその魅力や、またauに戻ってくる可能性を知っておく必要があります。
例えば最新のスマートフォンが販売された際に取り扱いする携帯会社は基本的に大手3キャリアが一般的です。
UQモバイルやワイモバイルといった大手キャリアのサブブランドでは型落ちのモデルを取り扱いする事が多く、現にiPhone13シリーズは大手キャリアでしか現在販売されておりません。
このような場合に、最新スマートフォンを契約するならauにした方が良かったと思い直すことがあるかもしれませんので将来的にauに戻りたいと考える可能性があるのです。
分割購入が魅力的
auでスマートフォンを購入する場合、一括購入の他にも分割購入が選べます。
UQモバイルも分割はできますが分割回数が24回と36回までとなっており、auであれば48回まで選ぶことができます。
さらにauの場合だと端末を将来的に返却するプログラムで実質的にスマートフォンを安く使いきることができる契約方法もありますので、少しでも負担を減らしたいユーザーには魅力的な契約方法となっています。
スマホトクするプログラムが魅力的
auの端末を返却することで安く契約できる方法を「スマホトクするプログラム」という名称で提供を行っています。
auからスマートフォンを購入する際に分割購入かつスマホトクするプログラムに加入することで端末価格の実質負担金を大きく減らす事ができます。
さらにauのクレジットカードである「auPayカード」で支払い設定をしていれば機種代金の5%が毎月Pontaポイント付与される特典もありますのでメリットが大きい購入方法となります。
スマホトクするプログラムはauユーザーではなく他社の利用者でも契約できる購入方法なので、UQモバイルやpovo2.0を契約したまま
auの端末をスマホトクするプログラムで契約する事は可能です。しかしUQからauへ、povoからauへ契約も変更することでさらに機種代金が安くなったり、月額の料金が安くなる可能性も考えられるため
このようなメリットを知ったときに、短期解約をしているとauへ契約ができない可能性がでてくるので気をつけておく必要があるのです。
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auに戻る気がなくても料金プランが、、
auに戻る気がなかったとしても、料金プランの兼ね合いやUQモバイルからauに移動する特別な値引きによってauへまた戻りたいと考えることがありえます。
au、UQモバイル、povo2.0の料金プランは今後も変化していくと思われますが、2021年の特徴としてまとめます。
データ使い放題プランが魅力的
auは料金プランの特徴としてデータ容量を上限なく使う事ができるデータ使い放題プランが魅力的です。
UQモバイルでは最大25GBまでの料金プランしかなく、povo2.0では60GBのトッピングが6490円となっています。
auのデータ使い放題プランは4928円~7238円で利用することができますので、povo2.0で60GBトッピングをするよりも安く使える可能性があります。
現状では20GB前後で足りているユーザーでも、将来には50GB、100GBとデータ使用量が増えるかもしれませんので、そうなってくるとauの使い放題プランを契約したいと考える可能性もあるということになります。
UQからは番号以降プログラムが魅力的
UQモバイルを利用しているユーザーが365日以上UQモバイルを継続利用していれば、auへの移動がかなり優遇される割引があります。
名称は「番号移行プログラム」となっており、普通にauを契約するよりも月額3850円も通信費を毎月安くすることができる特別な割引があるのです。
UQモバイルを365日以上の利用ということが条件に含まれていますので、auを短期解約していたとしても解約後に一定期間が経過していますので
もしかしたら普通にauを契約できるかもしれませんが、100%大丈夫ということにはなりませんので覚えておくようにしましょう。
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差額を確認して半年は我慢しよう
auを継続して6ヶ月間以上の利用した場合と、短期的にUQモバイルやpovo2.0へ移動した場合の通信費を実際に見積もりとして計算してみましょう。
データ使用量が3GB未満のユーザー
auで使用するのであれば「使い放題MAXプラン」の3GB以下もしくは「ピタットプラン4GB以下」で契約する方法を選ぶといいでしょう。
安い金額はピタットプラン4GB以下になりますのでコチラで利用をすると
月額 5115円×6ヶ月間=30690円
※1GB未満の場合は
月額 3465円×6ヶ月間=20790円
UQモバイルはSプランでデータ容量が3GBとなりますので
月額 1628円×5ヶ月間+auの5115円=13255円
(auを1ヶ月間で解約したシュミレーション)
povo2.0は3GBのトッピングを毎月購入する方法になりますので
30日毎に課金990円×5ヶ月間+5115円=10065円
(auを1ヶ月間で解約したシュミレーション)
このように
auピタットプラン20790円or30690円
UQモバイル 13255円
povo2.0 10065円
というような料金シュミレーションとなりました。
データ使用量が5GB以上20GB未満のユーザー
auでデータ容量を5GB以上使う場合は「使い放題MAXプラン」を契約する方法となり
月額 7238円×6ヶ月間=43428円
UQモバイルはMプランでデータ容量が15GBとなりますが1年間はデータ増量で20GB使えますので
月額 2728円×5ヶ月間+auの7238円=20878円
(auを1ヶ月間で解約したシュミレーション)
povo2.0は20GBのトッピングを毎月購入する方法になりますので
30日毎に課金2700円×5ヶ月間+7238円=20738円
(auを1ヶ月間で解約したシュミレーション)
このように
auピタットプラン 43428円
UQモバイル 20878円
povo2.0 20738円
というような料金シュミレーションとなりました。
差額を計算してみての考察
2種類のデータ使用量に合わせたシュミレーションを行ってみましたが、料金の差額が大きかったのは
auの使い放題MAXとpovo2.0の20GBトッピングの比較で6ヶ月間の差額が22690円でした。
6ヶ月間で約2万円も差額があると見れば確かにauで契約を続けるのではなくUQモバイルやpovo2.0に直ぐにでも移動した方がいいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが
UQモバイルやpovo2.0からauに戻りたいと将来思い立った時に、auへ戻る事でその時のキャンペーンによっては2万円近くの還元が受けられるかもしれません。
将来の事なのでなんとも言えませんが、auへ契約を戻したい!と考える可能性は大いにあるということを念頭に置きauで6ヶ月間以上利用するのか、それでも短期的にUQモバイルやpovo2.0に移動するのかは検討してみるようにしましょう。