楽天モバイルの知名度が急激に広がっていますが、その楽天モバイルからポケットWiFiが提供されている事はご存知でしょうか?
スマートフォンだと0円で利用できる!とcmもしていますが、ポケットWiFiについては特に宣伝がされていないので月額がいくらになるのか、本体価格がいくらになるのか気になりませんか?
ポケットWiFiに興味がある方は、この記事をきっかけに楽天モバイルからポケットWiFiを契約するのは「あり!」なのか「なし!」なのか判断材料にして頂けると幸いです。
目次
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楽天モバイルのポケットWiFiはあり!
楽天モバイルのポケットWiFiは、本体価格がお安く通信費もお安いため
契約するのは「あり?、なし?」と質問されれば間違いなく「あり!」とお答えさせて頂きます。
理由としましては、楽天で契約するポケットWiFiはキャンペーンの適用をすることで
本体価格 1円
通信費 0円(1GB未満)※3ヶ月間は何GBつかっても0円(3か月無料キャンペーンは終了しました)
違約金 0円
手数料0円
このように意味が分かりませんが、トータル1円でポケットWiFiを料金開始する事ができます。
さらに楽天モバイルの「誰でも5000ポイントプレゼントキャンペーン」も受けることができますので
もはや契約するユーザーが、ポケットWiFiを利用開始する事で1円を払えば5000ポイント貰える、驚きかつ不思議な仕組みとなっています。
過去に楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」を契約した事があるユーザーさんはキャンペーンが対象外になりますので、この点にはご注意ください。
ポケットWiFiの料金プラン
楽天モバイルのポケットWiFiは料金プランが「Rakuten UN-LIMIT VI」のみでの提供となっています。
Rakuten UN-LIMIT VIはスマートフォンでも提供をしている料金プランなのですが、ポケットWiFiも同じ料金プランを利用しているという事になります。
楽天モバイルの料金設定は、毎月使用したデータ量によって請求金額が変動する従量制のプランとなっており
0~1GB未満 0円
1GB~3GB未満 1,078円
3GB~20GB未満 2,178円
20GB~無制限 3,278円
このような料金プランなのです。
ポケットWiFiは、データ量をたくさん使用する月もあれば、あまり使わない月があったりと、基本的に毎月どれくらい消費しているかなんて事を把握しているユーザーは少ないと思います。
ポケットWiFiでこのような従量制が今まで無かったのが不思議なくらいですし、楽天モバイルは料金設定自体がかなりお安いので試してみる価値は大いにありそうです。
ポケットWiFiの本体価格
楽天モバイルで購入するポケットWiFiの本体価格は先述したようにキャンペーンの適用により
たったの1円で購入することができます。
もしも過去に楽天モバイルのキャンペーンを使ってしまった事があるユーザーさんは、本体価格が7,980円での購入になります。
1円→7,980円と金額が変動するとガッカリした気持ちになるかもしれませんが
他社のポケットWiFiと比較すると
参考:UQWiMAX
楽天ポケットWiFi
7,980円
UQ WiMAX
約20000円~約23000円
このように楽天モバイルのポケットWi-Fiは端末価格はそもそもがお安い端末なのです。
楽天モバイルのポケットWiFiとWiMAXのポケットWiFiでは、本体のスペックが違うのですがスペック次第ではキャンペーンが適用できなくても
楽天モバイルでポケットWiFiを購入する方がオススメになってくるのではないかと考えられます。
ポケットWiFiのスペック
それでは月額や本体価格が分かったところで、実際に利用するポケットWiFiのスペックを確認してみましょう。
どれだけ費用が安かったとしても機械がポンコツでは何の意味もありませんので、こちらも重要な項目となってきます。
本体スペック
メーカー
ZTE
サイズ
63.8 × 107.3 × 15 (mm)
重さ
約106g
連続待受時間
約300時間
連続通信時間
約10時間
バッテリー容量
約2,520mAh
対応周波数(LTEのみ)
B1/B3/B7/B18/B19/B26/B38/B41
楽天回線はBand3
パートナー回線はBand18
※5G非対応
通信速度
下り最大150Mbps
上り最大50Mbps
同時接続台数
16台
SIMの種類
microSIM
スペックはこのようになっており、通信速度は下りが最大150Mbpsなので他社モバイルルーターに比べれば早い訳ではないです。
実際に動画視聴する場合などは、通信速度が10M~20Mくらい出ていれば十分に視聴できますのでスペック値では速度に問題はなさそうです。しかし接続するのが1台だけではなく3台や4台と繋げるのであれば厳しいスペックだと考えられます。
また挿入するSIMカードはnanoSIMカードが最近では主流なのですが、楽天のモバイルルーターは少し大きめのmicroSIMカードになっていますので地味な注意点となるでしょう。
契約する際の注意点
楽天モバイルのポケットWiFiを契約するにあたって気をつける注意点はいくつかありますので記載しておきます。
- 楽天回線の通信環境になる
- 今後パートナーエリア(au)が使えなくなるエリアもある
- 楽天のスマホ含めキャンペーン適用は1度のみ
- 5G回線には対応していない
- 1GB未満0円は楽天スマホ含め1回線まで
ポケットWiFiを契約する前に、このような内容は確認しておく必要があります。
楽天モバイルの通信品質は、日に日に向上していますし通信エリアも日々拡大しています。
現在では楽天エリア外は、au回線をパートナーエリアとして利用ができるようになっていますが
都道府県事に楽天エリアのカバー率が70%を超えると、各社の協議を経て、パートナー回線の提供を終了をするという決まりもあるのです。
パートナー回線エリアから楽天回線エリアへの切り替えについて(2021年11月1日更新) | その他のお知らせ | 楽天モバイル
つまりauのパートナーエリア付近に住んでいる人や、パートナーエリアによく出張する人にとってパートナーエリアの提供が終了するという事は
通信自体が繋がらなくなってしまう事を意味します。
パートナー回線は協議を経て提供終了となっていますので、実際のところは終了期間を調整して、エリアをそれまでに更に拡大させるという流れになると思いますが
ちょっとした懸念点にはなりますね。
もう一点は、過去に楽天モバイルでキャンペーンを受けたユーザーは本体価格1円のキャンペーンや3ヶ月間通信費0円を適用できないというポイントです。
さらに現在も既存で楽天モバイルのスマホを利用中であれば、1GB未満0円も対象外になり990円の通信費が発生するようになります。
キャンペーンや0円が魅力的な楽天モバイルなので、ここは要注意ポイントとなってきますね!
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WiMAXと比較してみよう
ポケットWiFiで1番メジャーなサービスと言えば「WiMAX」になります。
WiMAXは様々な代理店からサービス提供が行われているため、契約する代理店によって月額やキャンペーンは異なります。
今回はWiMAXの中でも知名度がある「UQWiMAX」との比較をしてみます。
通信費の比較
4818円
端末、手数料、違約金の比較
端末価格
約20000円
手数料
3300円
違約金
1100円
本体スペック比較
メーカー
NEC
サイズ
68 × 136 × 14.8 (mm)
重さ
約174g
連続待受時間
約400時間
連続通信時間
約8時間
バッテリー容量
約4000mAh
通信速度
下り最大2.7Gbps
上り最大183Mbps
同時接続台数
16台
SIMの種類
nanoSIM
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通信品質を気にする前にまずは使ってみよう!
楽天モバイルでポケットWiFiを契約する場合、とにかく本体価格もお安く、通信費もお安く、手数料も違約金もなし
このような内容で契約することができると分かりました。しかし繋がりが悪ければどれだけ安くで契約できたとしても意味がありませんよね、、、
通信品質に関してはどうしてもエリアによって異なるため、実際に使用してみるしか悩みを解決する方法はありません。
通常はレンタルサービスを活用したり、周りの方の口コミを確認して契約するのですが、楽天モバイルのポケットWiFiではレンタルサービスもありませんし、口コミもまだまだ少ないです。
しかし、レンタルしてみたい!とか口コミが気になるってなんで調べるかって契約して失敗したくないからですよね?
楽天モバイルは、初期費用が1円+楽天ポイント5000pt貰えて、違約金は0円です。
これって別に失敗しても問題なくないですか?
楽天モバイルのポケットWiFi契約は
あれこれ繋がりを気にするよりも、費用面で大きなマイナスがないので、とにかく使ってみてからその後の事は考えてみてもいいサービス内容とも言えます。
どれだけ繋がりが良いと口コミを見つけても、あなたの建物では繋がらないかもしれないですし
どれだけ繋がりが悪いと口コミを見つけても、あなたの建物ではめちゃくちゃ繋がるかもしれません。
通信品質ってそれくらい環境によってバラつきがありますので気になった場合は一先ずお試ししてみることをオススメ致します!
使い勝手が悪ければスマホでも利用可能
実際にポケットWiFiを契約し、お試ししてみると電波の繋がりに問題ないが
ポケットWiFiというサービス自体が実際に試してみると使い勝手が悪いと感じる場合もあります。
良くあるパターンとしては
スマホとポケットWiFiを2台持ちするのが不便だった、ポケットWiFiの充電が毎回面倒くさいというような理由が多いでしょう。
このような状況になった場合、楽天モバイルのポケットWiFiであれば、ポケットWiFiとして契約したサービスをそのまま、スマートフォンとしても利用ができる大きなメリットがあります。さらにスマートフォンに変更しても楽天モバイルは「テザリング機能」を無料で利用できるためスマホ自体をポケットWi-Fiのようにして利用することもできるのです。
ポケットWiFiではmicroSIMのサイズでSIMカードを挿入して利用しているのですが、
ポケットWiFi本体からmicroSIMを取り出し、もう1つサイズが小さいnanoSIMに型をくり抜いて利用することが可能です。
現在9割方のスマートフォンはnanoSIMなのでmicroSIMのまま差し替えて使える機種は少ないかと思います。
注意点として
microSIM→nanoSIMに型をくり抜いてご自身でサイズ変更できるのですが
nanoSIM→microSIMというように元に戻す場合はSIM交換の手続きが必要になります。SIMアダプターというnanoSIM→microSIMにサイズを変えれるアイテムも別売されていますが
楽天モバイルとしては推奨していないようなので、nanoSIMにサイズを変えてしまったけど、やっぱりmicroSIMにしてポケットWiFiを使いたいとなった場合はSIM変更手続きの申請をするようにしてください。
必要なければいつでも解約OK
実際にポケットWiFiを使用してみて不要と感じたり、楽天モバイルのスマートフォンとしても使う必要性を感じなければ
いつでも解約を検討して問題ありません。
楽天モバイルの契約は定期契約の縛りはありませんので、いつ解約しても違約金が発生することはありません。
しかし、あまりにも契約してから解約までの期間が短いとキャンペーンの楽天ポイント還元が貰えなかったり、短期解約扱いとなり
一定期間楽天モバイルを契約できなくなる可能性も有り得ます。
楽天モバイルは回線が不要だと感じても
1GBも使用しなければ毎月の通信費は0円なので、契約してから半年間は最低でも契約を継続してから解約をするようにしてみることをオススメします。
また楽天モバイルのキャンペーンは1回しか適用することができませんので、ポケットWi-Fiだけではなく、楽天モバイルで携帯電話の契約も気になっていたという方に関してはどちらの契約にキャンペーンを適用するべきなのか慎重に検討する必要があるでしょう。楽天モバイルについては下記にて詳しくまとめていますので参考にしてください。