通信費を安くするために携帯会社で見直しをちゃんとしているのに何故か通信費が安くならないと感じている方多いのではないでしょうか。
前提として格安スマホへの変更をしていいのであれば誰でも安くすることはできますので、大手3キャリアで携帯電話を契約しており通信費が安くできずに困っている方に向けて通信費が高い要因を解説したいと思います。
通信費を安くできない人に当てはまっているようであれば、大手3キャリアでは現状お安くするのが難しい為、他社への乗り換えなどを考える事にも繋がるでしょう。
目次
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見直しても通信費が高いのはこんな人
通信費をちゃんと見直ししているのに通信費が高いと感じている場合には下記の項目に当てはまっている可能性が考えられます。
当てはまる項目が多いほど今契約している携帯会社での通信費削減は難しくなってきますので要チェックです。
- 30GB以上データ量を使う
- 30歳以上の方
- 家族割を組めない方
- 固定回線(WiFi)を使用してない方
それぞれの項目ごとに詳しく確認していきましょう。
30GB以上データ量を使う
データ量をよく使うユーザーは基本的に大手3キャリアの使い放題プランを契約しなければ
UQモバイルやワイモバイル、格安スマホで大容量の料金プランはなかなか契約できません。
提供されていたとしてもデータ量が30GBほどのプランまでしか選ぶ事ができませんので、毎月30GBは超えてしまうのが分かっていれば大手キャリアの使い放題プランを契約するようになってしまいます。
この場合どのような料金プランになるかというと
使い放題プラン(ドコモ、au、ソフトバンク)
約7000円
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30GB増量プラン(UQモバイル、ワイモバイル)
約4000円
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このように、データ容量が30GBで足りるの場合と、30GBで足りない場合で月額3000円以上も通信費に差が出ることになるのです。
しかし、大手キャリアの使い放題プランでも
家族割とネットとセット割が適用できる場合であれば
約5000円で利用ができるようになるので
30GB以上のデータ利用をするユーザーでも、家族割とネット割引が適用できるのであればお安く出来ることになります。
30歳以上の方
30GB以上のデータ利用をするユーザーでも、最近の料金プランでは30歳以下であれば通信費をお安くできるキャンペーンが当たり前になってきています。
例えばauで使い放題プランを契約する場合に
通常であれば月額7000円ほどの通信費が発生しますが、30歳以下になると半年間ではありますが月額4000円ほどの割引が適用されます。
30歳以下の割引が適用されることにより
約3000円で使い放題プランを利用できることになるのです。
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しかし、その反面30歳以上の方はお安くなりにくい料金プラン設定となっている訳です。
家族割を組めない方
30GB以上のデータ量を利用する方の項目で記載しましたが、家族で同じ携帯会社を契約していない場合は
家族割引を適用する事ができません
最近は別世帯の家族でも家族割引きを適用させやすいように、以前よりも条件が緩和されているので
もしも家族が別世帯だからという理由で同じ携帯会社なのに家族割を組んでいない場合は今直ぐにでも、家族割を適用できないか確認をしてみるようにしましょう。
一人暮らしの通信費は平均が高い、安くする方法は別世帯の家族 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
例えばauで使い放題を契約していた場合
約7000円の通信費になりますが
家族割が適用できる場合
2人で500円引、3人で1000円引となるため
約6000円で使い放題プランを利用できることになります。
固定回線(WiFi)を使用してない方
ご自宅で固定回線を契約していないユーザーは、固定回線を契約しない変わりに、携帯会社の使い放題プランを契約している。
こんな考え方のユーザーが多いのではないかと思います。
この場合、固定回線を使用していないのでネットとセット割を適用できないと思われがちですが、別世帯の家族が割引対象の固定回線を利用していると状況によっては
あなたの携帯料金にネットとネット割を別世帯の固定回線で安くする事ができる可能性があります。
ご実家などてWiFi環境があったり、別世帯のご家族がWiFiを利用していた覚えがあれば確認をしてみるようにしましょう。
例えばauで使い放題を契約していた場合
約7000円の通信費になりますが
ネットとセット割が適用されると月額1000円引になり
約6000円で使い放題プランを利用できることになります。
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見直してもスマホ代が高いのはこんな人
携帯電話の契約で通信費を安くするためには、「通信費」だけではなく「機種代金(スマホ代)」も見直しする必要があります。
基本的には携帯電話の支払いの仕組みは「通信費」+「機種代金」が毎月のお支払いとなり、通信費だけをどれだけ安くできたとしても機種代金が高ければ結局お支払い金額は高額になってしまいます。
機種代金を安くできない人はどんな項目が考えられるのか下記にまとめていますので確認してみましょう。
- iPhoneを利用する
- 最新モデルを利用する
- 本体容量が必要
- 端末の下取りは出したくない
このような内容にあてはまる場合は機種代金の支払いが高くなる傾向にあります。それぞれの項目ごとに詳しくチェックしてみましょう。
iPhoneを毎回購入する人
日本のスマートフォン利用者でiPhoneを利用している人は6割以上と言われており、海外と比較すれば日本のiPhoneユーザーは以上だと考えられています。
iPhoneは安価なモデルではなく、Androidと比較するとiPhoneは本体価格が高い物が多いです。
今この記事を読まれているスマートフォンも、iPhoneで目を通して頂いているかもしれませんが、このiPhoneはスマホ代を安くできない理由の1つとして考えられています。
iPhoneは毎年新しく機種が発売されますが、その度に本体価格は10万円付近での発売がされています。
もしもAndroidスマートフォンを購入するのであれば、安価のモデルであれば2万円ほどから始まり
ミドルモデルで6万円、ハイスペックで10万円ほどと本体価格は幅広く設定されています。
スマートフォンを利用する場合に、ミドルモデルを購入して困るユーザーはほとんどいないと言えるので
本来はiPhoneで10万円ほどの購入をしなくても、Androidで5万円~6万円ほどの機種を購入すれば満足して利用できる可能性が高いということになります。
5万円を2年間で割ると毎月約2000円の計算になるので、通信費が5000円で済む状況だったとしても
iPhoneを選択することにより毎月2000円が上乗せされることになるので、通信費が7000円も必要になるのです。
最新のハイスペックモデルを購入する人
iPhoneやAndroidに問わず、毎回ハイスペックモデルを購入される場合も
当たり前ですがスマホ代が高い原因となります。
ハイスペックモデルはiPhoneで13万円~15万円
Androidスマートフォンで10万円~15万円が目安となります。
ハイスペックモデルが本当に必要なのかはユーザーによって異なりますので
明確な理由がなく、なんとなくや、カッコイイからという考えからハイスペックモデルを購入している場合は
スマホ代はずっと高いままなので
安くしたいという気持ちがあるのであれば、普通の使い方であればミドルスペックスマートフォンで困る可能性は低いので
iPhoneであれば10万円付近のモデル
Androidであれば6万円付近のモデルから検討してみることをオススメします。
本体のデータ容量が必要
iPhoneを購入する際に、iPhone本体に保存できるデータ容量を選択して購入すると思いますが
この本体容量も端末価格がスマホ代が高くなる原因となっています。
本体に保存する容量が多くなれば多くなる程、次に購入するデータ容量も大きくしなければならない為、機種代金に関しての視点で見ると負の連鎖となります。
写真や動画のデータはパソコンに取り出したり、ハードディスクに保存することで
本体に残しておくデータ容量を少なくする事はできます。
また有料コンテンツにはなりますが、インターネット上に保存するクラウドサービスを活用するのも1つの手です。
クラウドサービスを使用する場合は、利用する予定のコンテンツを2年間使用したらいくらになるのかを計算し、iPhone本体の容量を上げた場合とどちらがお得なのか考えてから
どちらを選ぶのか決めてみるのもいいでしょう。
端末の下取りは出したくない
大手携帯会社では購入した端末を2年後に返却するのとで、実質の端末価格を半額近くまでお安くできるプログラムを提供しています。
ソフトバンクを例に挙げると分かりやすく
12万円するiPhoneを購入するにあたり、一括購入ではなく分割での購入をおこないます。
分割回数は48回払い限定でプログラムを利用できるようになり、端末の返却を行うことで24ヶ月目以降の機種残債を支払わなくてよくなる仕組みとなっています。
12万円のiPhoneを購入したので
24ヶ月間で6万円のお支払いをしたことになり、端末を返却したことで残り6万円のお支払いは不要になったということですね。
端末の下取り(返却)をしたくない!というユーザーにはこのプログラムは適用する事ができませんので
利用期間に関わらず、必ず購入したiPhone12万円のお支払いをすることになるため、下取りに出していい方と負担額が6万円も変わってくることになります。
各携帯会社の端末返却プログラムについて下記にまとめていますので参考にしみてください。
いつでもカエドキプログラムとスマホトクするプログラムを比較どっちがお得? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
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使い方によって節約したくても難しい例
このように、ユーザーのスマートフォンを使用する環境や、実際に利用する方法によって節約したくても携帯会社が提供する料金プランとマッチできず
通信費がどうしても高くなってしまう場合があります。
料金プランで節約できない人
- 30GB以上データ量を使う
- 30歳以上の方
- 家族割を組めない方
- 固定回線(WiFi)を使用してない方
機種代金で節約できない人
- iPhoneを利用する
- 最新モデルを利用する
- 本体容量が必要
- 端末の下取りは出したくない
このように料金プランの項目や、機種代金の項目で複数の数が当てはまる方は
大手3キャリアの料金プランや、UQモバイル、ワイモバイルでお安くすることは難しいです。
こんな方のために、筆者のスペ太郎が
一度試してみるべき、携帯会社の料金プランをご提案させて頂きますので前提とも参考にしてください。
実際に試してみて、通信品質に問題が無ければ「料金プランで節約できない人」の項目に当てはまっていても、お安くする事が可能になりますし
「機種代金で節約できない人」でもお安くできる可能性が高まります。
通信品質が悪かった場合でも、違約金なしで解約する事もできますので気楽にお試しする事ができるサービスをオススメさせて頂きます。
楽天モバイルで試す価値あり
まずは、今となっては知らない方はいらっしゃらないのでは?という携帯会社「楽天モバイル」をご提案します。
通信品質やアフターサポートの面から契約するのを様子見している方が多いようですが
楽天モバイルはデータ容量使い放題で3278円と破格の金額設定で提供をおこなっています。
また、先程も記載しましたが
通信品質の悪さから解約したいと困ってしまった場合でも、違約金が掛からず解約する事ができるので気軽にお申し込みをできます。
楽天モバイルで契約する場合、最新モデルのiPhoneも購入する事ができますし
大手4キャリアの中ではiPhoneの販売価格が1番最安値となっているのもオススメできるポイントの1つです。さらに他社からの乗り換えであれば
楽天ポイントが2万ポイント還元されるキャンペーンもあったりするので、通信費、機種代金共に安くできる可能性がある携帯会社となっております。
楽天モバイルの通話料はアプリでお得に!お支払い方法は楽天カードに設定しよう - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
donedoneで試す価値あり
2つ目のオススメ携帯会社は「donedone」です。
こちらは楽天モバイルと違い、ご存知の方はほとんどいらっしゃらないのではないかと思います。
donedoneは、BIGLOBE株式会社が提供をおこなっている料金プランで
データ容量50GBプランを月額2,728円で利用できる格安スマホとなっています。
50GBで2,728円!?
と、こちらも破格の金額設定となっていますが料金プランの内容に制限が設けられているのが安さの特徴です。
データ通信速度を常に3Mbpsに制限することで、50GBを思う存分楽しむ事ができるようになります。3Mbpsという速度は、YouTubeの動画を普通に視聴できる通信速度になるので
実際に試してみて3Mbpsの速度が基本的に問題なければdonedoneもオススメの料金プランとなります。
通信速度が遅いからとの理由で解約を検討する場合でも、違約金は発生しませんので、こちらも気軽に申し訳みができる携帯会社となっています。
現役の携帯販売員がBIGLOBEの新ブランド「donedone」を徹底解説 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
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通信環境が問題なければコスパ最高
上記2つの「楽天モバイル」もしくは「donedone」を契約し利用してみて、使い勝手がまったく問題なかった場合に
今まで通信費を頑張って節約しようとしても月額7000円以上を支払わないといけなかった方が
楽天モバイル(使い放題)
月額3,278円
donedone(50GB/常時3Mbps)
月額2,728円
このように、オススメの携帯会社に変更するだけで400円近くもの節約を実現することができるようになります。
お試ししてみて、やはり使い勝手が悪いなと感じれば
いつでも大手キャリアに戻ることは出来ますので、一度とにかく実践してみることを強くオススメ致します。
乗り換えならiPhoneを安くできる
前項でiPhoneを毎回購入するユーザーは機種代金が高くなってしまうと記載しましたが、2022年では携帯会社を変更する乗り換え手続きであれば破格の金額でiPhoneを購入することができるようになっています。
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このように様々なiPhoneシリーズが携帯会社を乗り換えることにより安く契約できるようになっています。注意点としましてはキャンペーンの内容が店舗や地域によって変わる可能性があるため希望のiPhoneが実際に店舗で確認してみると安くなっていなかったという場合も考えられます。
iPhoneをキャンペーンで安く購入しようと検討する際は、ご自身で事前に店舗へと確認をしてから足を運ぶように心がけておきましょう。