お子様に携帯電話を持たせようとお悩み中の方、お子様の年齢にもよりますがキッズケータイにするのか、スマートフォンにするのかどちらを選べばいいのか難しいですよね。
保護者の視点からすれば安全面や教育面を考慮するとキッズケータイを持たせたいという気持ちが強いかもしれませんが、周りのお友達がスマートフォンを利用していたり、将来性を考えたときにスマホを持たせていた方がいいのでは?
といろいろなことを考えてしまいます。
この記事では、キッズケータイとスマートフォンのどちらかを選ぶにあたり注目するポイントと、実際に契約するのであれば費用がどれくらいかかるのかを参考になるようまとめています。
学校に持ち込みをする際のルールや、お友達など周りの環境が読者様によってさまざまだと思いますので
キッズケータイとスマートフォンの費用面について知りたい!現役の携帯販売員の客観的視点を知りたいと感じているかたは是非参考にしてください。
ちなみにキッズケータイとガラケーでどちらにするか悩んでいる方もいらっしゃると思うので下記にリンクを掲載しておきます。
目次
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キッズケータイとスマホはどっちを選ぶべき?
キッズケータイかスマートフォンかどっちを選ぶかは複数の観点から検討する必要があります。
お子様の状況だけでなく、読書様の環境によってもどちらにするのか候補が変わってくることでしょう。
- お子様の年齢
- 学校への携帯持込み可否
- お友達の携帯利用状況
- 初期費用と通信費
- ご自身の契約している携帯会社
- 安全性や安心感
- お子様の将来性
このような様々な観点から総合的にキッズケータイもしくはスマートフォンを契約するか判断する必要があります。
基本的に携帯販売員の考えとしては、小学校にかよっていらっしゃるお子様の場合であれば「キッズケータイ」の契約で問題ないかと考えます。
小学生の場合、周りのお友達もスマートフォンを持っている割合は低く
スマートフォンを学校へ持込みができる場合も稀でしょう。
キッズケータイには防犯ブザー機能がついているモデルが主流で、耐久性も高いため、スマートフォンを持たせるよりも安心安全です。
保護者様が格安スマホを利用している場合はauからの契約がオススメで、大手キャリアをご利用中の場合は同じ携帯会社からキッズケータイを購入するといいでしょう。
お子様が中学生以上の場合は、お子様の環境によってキッズケータイにするかスマートフォンにするか判断する事をオススメします。
キッズケータイのメリットとデメリットを確認してみよう! - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
思春期の年頃になるので、周りがスマートフォンを利用しているのに自分だけキッズケータイを利用していたりすると、携帯を持っていない状況よりもキッズケータイを嫌がる可能性が高いです。
中学生であれば、スマートフォンを持たせても自身で管理して利用することができるはずですし、心配であればフィルタリングサービスを活用すれば悪質サイトからお子様を守ることもできます。
大手キャリアからスマートフォンを契約する場合、月額の費用が高くなると思われがちですが、お子様が利用する際のスマートフォン契約は2021年現在かなりお安く契約することができます。
別記事にて詳細はまとめていますので参考にしてください。
22歳以下は大手キャリアでも通信費が安かった!【不思議発見!】 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
事項からは様々な観点からキッズケータイとスマートフォンで、どちらを選べばいいのか比較や解説をしていきますので細かく確認したい方は参考にしてみてください。
通信費で考える場合
キッズケータイもしくはスマートフォンを使用する場合に通信費は出来るだけお安い方がいいですよね。
お子様に携帯電話を所持させる際に、通信費をメインとして考えるのであればそれぞれの料金プランを把握することが必要になってきます。
まずはキッズケータイから確認してみましょう。
キッズケータイはドコモ、au、ソフトバンクのみの取り扱いとなっているため大手3キャリアから契約する流れになります。
各社のキッズケータイプランを比較してみよう! - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
ドコモのキッ ズケータイプラン
月額550円~
ファミリー割引の契約が必要になるのでキッズケータイ以外に、ドコモの回線契約が必要となります。
対象年齢は12歳以下となっているので、12歳を超えているお子様は契約することができません。
auのキッズケータイプラン
月額550円~
auのキッズケータイは家族回線にau回線契約が不要です。
対象年齢が小学生以下となっているので、条件の対象であれば契約することができます。
ソフトバンクのキッズケータイプラン
月額539円~
ソフトバンクのキッズケータイは年齢制限もなく、ソフトバンク回線を所持している必要もない為、誰でも契約が可能です。
スマートフォンの通信費
スマートフォンの通信費はau、ドコモ、ソフトバンク3社とも15歳以下もしくは22歳以下のお子様であれば、スマホデビュープランとして
3GB+5分かけ放題を1年目
月額を約1,000円で使用する事ができます。
2年目以降は約2000円で継続可能です。
詳細は下記の記事にてご確認ください。
学校への持ち込みを考える場合
文部科学省は原則として小学校へのスマートフォン持ち込みは禁止していましたが、もしもの事態に備えてスマートフォンの持ち込みを許可してほしいという保護者の声が多く、2020年7月に「原則禁止とはするものの、条件によっては持ち込んでもよしとする」と意向を変更しています。
小学校へのスマートフォン持ち込みは通う学校へとゆだねられているのが実態なので、通学時もお子様に携帯電話を所持させたいのであれば事前に通っている学校へ確認をおこなう必要があります。
それではキッズケータイはどうなるのか。キッズケータイなら所持させていいのではないか?となんとなく考えてしまうかもしれませんが、スマホと同様にキッズケータイの持ち込みも原則は禁止とされている学校がほとんどのようです。
スマホよりは所持させれる可能性は高くなると思われますが、キッズケータイの場合も事前に通っている学校へと確認することが必要となるでしょう。
万が一の事を考える場合
万が一の場合を考える場合と言いましても様々な万が一が有り得ますので
- 不審者に遭遇した場合
- 紛失もしくは盗難にあった場合
- 衝撃によりダメージを受けた場合
こちらの項目から解説していきます。
1.不審者に遭遇した場合
不審者に遭遇した場合、キッズケータイであれば防犯ブザー機能がある為、お子様がヒモを引っ張れば大きな音が出る仕様になっています。
不審者側もキッズケータイを首からぶら下げているお子様には警戒心を持っているため身につけているだけでも安全を守ってくれます。
また、契約しているキッズケータイの契約内容にもよりますが
GPS機能で居場所を確認することもできますので何かあった場合の対応力は非常に高いと言えます。
スマートフォンの場合であれば、防犯ブザー機能などはありませんが
アプリ等でGPSを保護者様の端末で見れるように設定していれば何かあっても居場所はある程度把握することは出来ます。
何かあった場合にカメラでの撮影や、録音できる機能を伝えておくと、お子様が活用できるかもしれませんのでスマートフォンを持たせる際には教えておくといいでしょう。
2.紛失もしくは盗難にあった場合
キッズケータイやスマートフォンを紛失や、盗難の被害にあった場合、契約している携帯会社の補償で対応することができます。
補償に加入していれば5000円~10000円ほどで端末を新しく補填してもらえるのが一般的です。
補償に加入していない場合は、新しく購入するしかないので
キッズケータイは本体価格が1万5千円~2万円ほど、スマートフォンは2万~10万円ほどと利用する機種によって補償は加入検討していた方が良さそうです。
スマホ補償って加入するべき?故障時はどうするのがベストか解説 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
3.衝撃によりダメージを受けた場合
お子様は大人以上に運動をしたり、遊び回ったりとアクティブな生活を送っています。
携帯電話を外に持ち運びする場合、落としてしまったり、何かしらで衝撃を与えてしまうリスクも高いと考えられます。
キッズケータイは基本的に耐久性に注力して造られているので、かなりの衝撃に耐える事ができる事ができます。
スマートフォンの場合はモデルにもよりますが、故障まではいかなくとも落としてしまっただけで画面が割れてしまったり
放水防塵対応でも、水没したり泥汚れで修理が必要になるリスクがキッズケータイよりも高いです。
スマートフォンを購入する場合は、補償加入は必須だと意識しておくことをオススメします。
スマホ補償って加入するべき?故障時はどうするのがベストか解説 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
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各社のキッズケータイを比較
大手キャリア各社のキッズケータイはどんな機種が取り扱いされているのか確認してみましょう。
キッズケータイを購入検討する際に、携帯ショップへ来店すると思いますが、キッズケータイは皆様が想像されてる以上に店舗在庫は少ないです。
お子様が使うとなれば、本体カラーにこだわりを持つ可能性が高い為、キッズケータイを購入すると決めた場合は、来店する前に事前に電話などで在庫の確認をしておくようにしましょう。
ドコモのキッズケータイ
auのキッズケータイ
ソフトバンクのキッズケータイ
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ジュニアスマホは取り扱われていない
意外だと思われる方は多いかもしれませんが、大手キャリアで現在ジュニアスマホという名称のスマートフォンは取り扱いされておりません。
2015年あたりまではジュニアスマートフォンとジュニアスマートフォン専用の料金プランが提供されていたのですが
どういった観点なのからか
自然消滅するかのようにジュニアスマートフォンの取り扱いは各社なくなっていきました。
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スマホを選ぶならUQモバイルがオススメ!
キッズケータイとスマートフォンを比較してきましたが、最終的にスマートフォンにしようかな?と行き着いたのであれば
大手3キャリアからスマホデビュープランでお申し込みされる方法がオススメな方法になりますが
大手キャリアのスマホデビュープランは1年後に料金プランが約1000円から約2000円に値上がりします。
1年後に料金見直しをするか、月額2000円くらいなら問題ないという方は大丈夫ですが
料金変動するのは嫌だという場合も考えられると思います。
そんな時は、契約時から料金設定がお安く、ずっと料金プランが変動をしない「UQモバイル 」がオススメです。
月額1628円で3GBプランを利用できるだけでなく、自宅セット割が適用できる場合は永年月額990円で使用することができます。
大手キャリアのau回線を利用したKDDIグループのサブブランドとなっていますので、契約もauショップの店頭でできますし通信品質も文句なしです!
キッズケータイより月額500円ほど高くなりますが、逆に言うと月額500円でスマートフォンを使う事ができるので是非検討してみるといいでしょう。
※実店舗ではUQモバイルでiPhone11が一括9800円で購入ができるキャンペーンがおこなわれているようです。是非チェックしてみるといいでしょう。
UQモバイルのiPhone11が乗り換えで一括9800円!? - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)