Androidで人気のスマートフォンと言えば、SHARPのAQUOSシリーズではないでしょうか。
今回2021年11月にミドルモデルとしてAQUOSsense6が「ドコモ、au、楽天モバイル」から発売されました!
ミドルモデルのAQUOSsense6は買い求めやすい端末価格設定として市場に展開されていますが、携帯会社ごとの金額差が若干異なります。
携帯会社によって金額差が異なるのは、どんな機種でも普通の事なのですが、今回かなり大きな金額差があり、原因がなんなのか気になりましたので記事をまとめました。
目次
- AQUOSsense6の販売キャリア
- この端末の価格差はいったい何!?
- 結論ドコモのAQUOSsense6は、、、
- auもしくは楽天で購入する場合
- 他社端末をドコモ回線で利用するなら
- auで購入するならUQかpovoがオススメ
- 楽天モバイルで購入するならeSIMで
- ドコモで購入するならいつでもカエドキプログラムで
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AQUOSsense6の販売キャリア
AQUOSsense6は「ドコモ、au、楽天モバイル」から発売がされています。
端末の購入方法は携帯会社ごとに様々なプログラムが準備されていますが、このようなプログラムを利用せずに一括購入したり、普通に分割を組んで購入することもできます。
まずは各社のAQUOSsense6端末価格を確認してみましょう。
※2021年11月14日の価格
ドコモ(SH-54B)
57,024円
au(SHG05)
40,470円
楽天モバイル(SH-RM19)
39,800円
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この端末の価格差はいったい何!?
まったく同じモデルの端末なのになぜこのような本体価格差が表れているのでしょうか。
携帯会社によって確かに端末の価格差は若干なりとも毎回ありはするのですが、今回の価格差は約1万7千円となっているため
隠れた端末のスペック差があるかもしれませんので確認してみたいと思います。
基本スペックはほぼ同等
調べた結果、大きなスペック差は見当たりませんでしたが
- 端末に刻印された「docomoロゴ」
- 本体カラーの違い
- eSIMの対応可否
- 対応周波数の違い
このような違いはあるようです。
ドコモブランドの価格?
ドコモのAQUOSsense6は本体の背面に「docomo」のロゴが入っておりブランド力があります。
ユーザーからすればdocomoロゴはいらないと感じる人もいるかもしれませんが
このdocomoロゴが刻印されることに大きな価格差があるのかもしれません!
ちなみに、本体カラーはドコモが1色多く展開されており
ライトカッパー
シルバー
ブラック
ブルーメタリック(オンラインショップ限定)
このブルーメタリックがドコモでのみ購入が可能です。
eSIMを利用するなら要注意!
スマートフォンは物理SIMというSIMカードを本体に差し込み、通信を繋がるようにする方法が一般的です。
2021年になり、eSIMというSIMカードを本体に差し込まなくてもスマートフォンの本体に電話番号の情報を書き込むことで通信が可能になる仕組みが普及してきています。
実際にAQUOSsense6を販売している
ドコモ、au、楽天モバイルの3社全てでeSIMの受付をしております。
ここで注意点なのですが
AQUOSsense6はau、楽天モバイルの端末はeSIMに対応しており、ドコモはeSIMに対応しておりません。
スペックとサービス・機能 | AQUOS sense6 SH-54B | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ
、、、あれ?
端末価格が高いのはドコモ端末なのに「eSIMに対応してない?」不思議な現象ですね
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結論ドコモのAQUOSsense6は、、、
結論ドコモのAQUOSsense6は
- 端末価格が他社より17000円ほど高い
- ドコモだけeSIMに対応していない
- docomoロゴと本体カラーの違いが高い理由?
このように、ドコモからAQUOSsense6を購入する場合は他社より端末価格が少しお高いことを理解した上で購入するか検討するようにしましょう。
docomoのロゴが魅力的だと感じる方もいらっしゃるでしょうから、そういった方はしっかりロゴが刻まれていますので安心してご購入ください。
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auもしくは楽天で購入する場合
AQUOSsense6を購入しようと検討していたが、端末価格の違いで購入を迷ってしまった方いらっしゃるでしょう。
このような場合はAQUOSsense6以外の別端末を検討してみるか
他社のAQUOSsense6を検討してみる方法もあります
- キャリアメールにこだわらない
- キャリアの回線にこだわらない
- 家族と別のキャリアになっても問題ない
上記のこのような場合はAQUOSsense6が取り扱いされている他社のauや楽天モバイルで購入を検討しても大丈夫でしょう。
※大手キャリアのメールアドレスが他社へ持ち運び可能になりましたので現在のメールアドレスが必要な場合でもauや楽天モバイルへ持ち運んで利用することができます。
端末のみ購入もOK
端末を購入するにあたり、普通は携帯会社との契約と同時に端末を購入するイメージがあると思いますが
2019年10月の電気通信事業法の改正により、携帯会社との契約は関係なく欲しいと思った端末を携帯会社から購入できるように変わっています。
つまり、AQUOSsense6が「ドコモ、au、楽天モバイル」で取り扱いがされている場合に
あなたが、どこの会社からAQUOSsense6を購入しようが自由ですし、他社を契約中でも他社の携帯端末を購入できる仕組み作りはすでにできている
ということになるのです。
端末のみ購入についていまいちイメージができないという方は下記のリンクより確認できます。
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他社端末をドコモ回線で利用するなら
ドコモ回線を契約したまま、auや楽天モバイルのAQUOSsense6を使用する場合
確認する項目がいくつかあるのでチェックしておきましょう。
またauや楽天モバイルの端末はeSIMにも対応していますので、eSIMを活用した便利な使い方もできます。
eSIMについてはコチラ
eSIMとは何?nanosimとの違いやiPhoneの対応機種を知ろう - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
SIMロック状態を確認
端末を携帯会社から購入する場合、購入する携帯会社の回線しか利用が出来ない状態に制限するためよSIMロックが行われています。
楽天モバイルは購入時からSIMフリー状態になっていますので気にする必要はありません。
auも今まではSIMロックが行われていましたが、2021年10月1日以降に発売された端末はSIMロックを行っていないとのことなので心配する必要はなさそうです。
ドコモのAQUOSsense6もSIMフリーでの販売となっているようですので
今回は3社ともSIMロック解除を行う必要はありません。
対応周波数を確認
ドコモ
5G: n77、n78、n79
4G:1、3、5、12、17、18、19、21、39、42
au
5G:n28、n77、n78
4G:1、2、3、5、12、17、18、19、38、41、42
楽天モバイル
5G:n28、 n77、 n78
4G:1、2、3、5、12、17、18、19、38、41、42
eSIMが使えると何が便利なの?
auと楽天モバイルはeSIMに対応しているからって何のメリットがあるの?と疑問を持たれる方もいらっしゃることでしょう。
確かに通常はeSIM機能など気にする必要はないのですが、電話番号を新しく契約したいと考えた場合や、通信障害が起きた際の緊急時用で別の回線を契約しておきたいと思った時に
eSIMが対応しているか、対応していないのかで使い勝手が大きく変わります。
eSIMはスマートフォン本体に電話番号の情報を書き込む事ができるため、メイン電話番号のSIMカードを本体に入れたまま、eSIMで契約した別の電話番号を同一端末で使用する事ができます。
もしもeSIMに非対応だった場合に2回線の契約を使いたいと思ったら、電話番号を使い分ける度に、SIMカードを抜き差しして利用しないといけないのです。
最近ではeSIMを提供している携帯会社も増えましたし、使用方法によっては通信費を0円で利用できる料金プランもあるので
eSIMに対応、非対応というのは
これからのスマートフォンライフに大いに関わってくる可能性があるのです。
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auで購入するならUQかpovoがオススメ
AQUOSsense6でいずれはeSIMを利用したいと思った場合にauもしくは楽天モバイルからスマートフォンの本体を購入することになります。
両社ともスマートフォンの本体はSIMフリーとなっていますので、ドコモの契約回線をそのまま利用することができます。
ドコモの契約にこだわりがない場合は、auや楽天モバイルに乗り換えることでAQUOSsense6の本体価格をさらにお安くできますので
乗り換えを検討してみてもいいでしょう。
auで端末を購入する場合に、端末価格を値引きするのであれば、auの料金プランを契約する流れになります。
auで値引きをせずに端末のみ購入する場合は、同じKDDIグループである「UQモバイル」や「povo2.0」を利用することで毎月の通信費もお安くすることができます。
au、UQモバイル、povo2.0は全てeSIM契約にも対応していますので、ドコモ回線はそのままメインで今後も利用し
新規でeSIM契約を利用してみる方法もオススメです。
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楽天モバイルで購入するならeSIMで
楽天モバイルで端末を購入する場合、楽天モバイルの契約とスマートフォンの同時購入であれば、端末値引きではなく楽天ポイントでの還元が行われています。
楽天モバイルから販売されているAQUOSsense6もSIMフリーとなっているため、ドコモ回線をそのまま利用することもできます。
楽天モバイルもeSIM契約に対応しているため
ドコモ回線を残したまま、楽天モバイルを新規でeSIM契約してみてもいいかもしれませんし
1GB未満であれば楽天モバイルは通信費が0円で利用できます。
楽天モバイルで、eSIMの新規契約と当時にAQUOSsense6を購入し
ドコモの物理SIMで利用しているメイン回線を今後も使うという方法は本体価格もお安くでき、楽天モバイルの還元も受けられるのでオススメの方法です。
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ドコモで購入するならいつでもカエドキプログラムで
ドコモで端末を購入する場合「いつでもカエドキプログラム」という、分割購入かつ端末返却を前提とした購入方法が選べます。
いつでもカエドキプログラムを利用する場合、24ヶ月目に残価を残しておき、端末返却を行うことで残価を免除できる仕組みとなっています。
AQUOSsense6を購入する場合
端末価格 57,024円
残価金額 17,160円
端末価格-残価金額=39,864円(実質負担額)
分割での購入になりますので
1,733円×23ヶ月=39,864円
端末の返却を行い残価の17,160円が免除
このような流れのイメージになります。
いつでもカエドキプログラムで購入する場合は、auや楽天モバイルで購入する場合と金額差がほとんど同じになりますので
ドコモでの購入を検討してみるのもいいかもしれませんね。