eSIM契約は複数の会社の回線を組み合わせて利用できるため大変便利な仕組みです。
例えば、ここの会社は音声通話の料金内容は良いのに、データの料金内容は微妙だ、このように1つの料金プランでベストなSIM契約というのはなかなかありません。
eSIM契約が活用できれば、音声通話のSIMはあの会社でデータのSIMはあそこの会社というように好きな組み合わせができるのです。
今回はデータ専用としてオススメなeSIMを記事にまとめます。
音声通話のオススメeSIMを知りたいという方はコチラの記事を参考にしてください。
目的
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データ専用eSIMのオススメ
インターネットの使用量はユーザーによって様々です。
1GB未満でおさまるユーザーもいれば、100GBくらい使うユーザーもいらっしゃることでしょう。
例えば、音声通話の契約をお得にするために、通話料が安いOCNモバイルやIIJminiを契約したとしても、データのプランが10GBや20GBまでしか利用できず困る場合も有り得ます。
※(通話料が30秒/11円で利用できる)
このような場合は、OCNモバイルの500Mプランを物理SIMカードで契約し、楽天モバイルの無制限プランをeSIMで契約することでこのお悩みは解決できるのです。
このようにデータプランが充実しているeSIMに詳しくなることで
状況に合わせたベストな回線契約ができるようになりますので、是非とも参考にしてみてください!
楽天モバイル
楽天モバイルは業界最安値のデータ使い放題を3,278円で提供しています。
プランとしては本来従量制のプラン設定になっていますので、実際に使用したデータの容量によって発生する通信料が変わります。
従量制プランの料金設定
1GB未満 0円
3GB未満 1,078円
20GB未満 2,178円
20GB以上 3,278円
このようにどのデータ容量で計算してみても、破格の金額設定となっている為、データ専用eSIMとして非常にオススメできる契約方法となっています。
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povo2.0
povo2.0はデータトッピングをすることによりデータが使えるようになる、今までにない概念の料金プランです。
データトッピングをしていない場合は基本料金が0円で、トッピングをしていない状況でもデータ通信がOFFになっている訳ではないので
常に無料で通信を行う事が可能です。
しかしトッピングをしていない場合の通信速度は128kbpsに制限されているため利用できる方法は限られます。
データトッピングの料金は
▫データトッピング
1GB 390円 7日間
3GB 990円 30日間
20GB 2700円 30日間
60GB 6490円 90日間 (平均2163円/月)
150GB 12980円 180日間 (平均2163円/月)
データ使い放題(330円/24時間)
このようになっており月間での課金ではなく、日にち単位での使用になる為、新しい感覚でデータ利用を楽しむ事ができます。
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IIJmio
IIJmioはデータ専用プランのみeSIMに対応しており、ドコモ回線を利用した契約となります。
ドコモ回線を利用出来ることにより、通信エリアは安心でき
SIMフリー端末でもau回線やソフトバンク回線に対応していないモデルもあるため、その点IIJであれば比較的回線の対応可否を気にすることなく契約をする事ができます。
料金設定は
2GB 440円
4GB 660円
8GB 1100円
15GB 1430円
20GB 1650円
このようになっておりeSIMをドコモ回線で使用したいと考えているユーザーにはオススメとなります。
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LINEMO
ソフトバンクのオンラインからでのみ申し訳みができるLINEMOは20GBと3GBからプランを選ぶ事ができます。
料金プランは
3GB 990円
20GB 2,728円
このようになっており
料金プランがシンプルなため、どのプランにするか悩まなくていいのはユーザーに優しいポイントです。
ソフトバンクユーザーで、SIMロック解除の方法がよく分からないという方やLINEを良く利用するユーザーにはオススメとなります。
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物理SIMでオススメのデータ専用プラン
donedone
BIGLOBE株式会社が提供を行っている、大容量プランを提供している格安SIMブランドです。
データ容量は50GBプランのみとなっており、2つの50GBプランから好きな内容の契約を選びます。
料金設定は50GBで月額2,728円となっており
大容量のデータSIMとしてはかなりコストパフォーマンスが良い内容なのです。
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NUROモバイル
NUROモバイルのNEOプランはInstagramがデータノーカウントになるInstagramのヘビーユーザーにとって嬉しい料金プランです。
ベースのデータ容量も20GBあり金額設定は2,699円となっています。
データの繰越ができるだけでなく、NEOプラン同時であれば余ったデータをプレゼントすることもできるので家族や友達同時で快適に利用できるSIMとなっています。
NUROモバイルのNEOプランはいつから?特徴やデメリットを解説! - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
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オススメデータSIMを組み合わせた参考例
スマートフォンの使用する用途によって各社のSIMカードやeSIMを組み合わせると
快適かつコストパフォーマンスの良い使い方ができるようになります。
基本的な考え方としては
- 音声通話のSIM
- データ専用のSIM
1と2をそれぞれ別の会社で契約し組み合わせて利用するというイメージで考えて貰えばいいと思います。
2つの回線を同時に利用するためには、物理SIMカードの契約が2つだと不可能なため
2回線を同時に使用するためには、eSIM契約を組み合わせる必要があります。
※Androidスマートフォンは物理SIMカード2つで同時に使用できる端末あり
オススメの組み合わせはいずれも、物理SIMカード+eSIMで参考例を記載していますので理解した上で読んで見てください。
OCNモバイル+楽天モバイル
▫組み合わせ方法
通話専用→OCNモバイル(物理SIM)
データ専用→楽天モバイル(eSIM)
▫どんなユーザーにオススメ?
1ヶ月のデータ使用量が1GB前後で、通話料が1ヶ月に10分~20分程度のユーザーにオススメ
▫料金内訳
OCNモバイル500Mプラン
550円(10分相当の通話料込み)
楽天モバイル1GB未満
0円
▫通信費合計
550円
▫実際の活用方法
店舗予約の電話や、病院等に電話をたまにするため、通話はまったくしない訳ではないないが5分かけ放題までは必要ないという良くある利用シーン
OCNモバイルを通話のメイン回線として、LINEを知らない知り合い等に10分まで無料の通話を活用。
病院や飲食店の予約といった電話には楽天モバイルの通話アプリ「RakutenLink」から発信し無料で使う。
データ容量に関しては、OCNモバイルの500Mを使い切るまで活用し速度制限時の200kbpsで対応できない場合は、楽天モバイルに切り替えて1GB以下でおさめるように使用する。
1GB未満は楽天モバイルとOCNの組み合わせプランで月額たったの550円!?【しかもアプリでかけ放題!】 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
LINEMO+楽天モバイル
▫組み合わせ方法
通信専用→LINEMO(どちらでも可)
データ専用→楽天モバイル(どちらでも可)
どんなユーザーにオススメ?
通話品質は確保しつつ、データ量は3GB未満で足りるユーザーもしくは20GB以上使用するユーザーにオススメ
▫料金内訳
LINEMO 3GBプラン
990円+550円(5分かけ放題)
楽天モバイル 1GB未満or無制限
0円(LINEMOのデータをメインで利用)
3,278円(楽天のデータをメインで利用)
▫通信費合計
990円or4268円
1480円or4818円(5分かけ放題あり)
▫実際の活用方法
RakutenLinkアプリで通話料を無料にできるが、通話品費が安定している訳ではないので
一定の通話品費を求める場合はLINEMOの5分かけ放題を基本的に使用。
データ容量が3GBで足りる場合は、基本的にLINEMO一本で活用し、楽天モバイルは緊急用として契約だけしておくスタイル
データ容量を3GB以上というよりも大量に使いたいというユーザーは、データの回線を楽天モバイルにセットし無制限で使うスタイルで活用。
楽天モバイルのeSIMはLINEMOとの組み合わせプランがコスパ最強説! - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生 (sumahoou.com)
povo2.0+NUROモバイル
▫組み合わせ方法
通信専用→povo2.0(eSIM)
データ専用→NUROモバイル(物理SIM)
▫どんなユーザーにオススメ?
InstagramやTwitterを頻繁に使ったり、1ヶ月に1時間以上通話を利用するユーザーにオススメ
▫料金内訳
povo2.0
550円(5分かけ放題)
1650円(時間無制限かけ放題)
NUROモバイル 20GBプラン
2699円
▫合計通信費
2699円(30秒/11円)
3249円(5分かけ放題)
4349円(かけ放題)
▫実際の活用方法
NUROモバイルのNEOプランはInstagramのデータ消費がノーカウントになるため、データのメイン回線として使用。
通話料も30秒/11円とお安いのでpovo2.0は緊急用で契約しておくスタイルでもOK。
NUROモバイルは通話オプションが10分かけ放題までしかないため、1ヶ月に1時間以上の通話をしているユーザーは、povo2.0のかけ放題オプションをトッピングして活用するのがオススメ。
IIJmio+ドコモ
▫組み合わせ方法
通話専用→ドコモ(物理SIM)
データ専用→IIJmio(eSIM)
どんなユーザーにオススメ?
ドコモの契約はどうしても辞めれない、データ容量を1GB以上は利用したいけど5GBあれば足りるようなユーザーにオススメ
▫料金内訳
ドコモ ギガライト1GB
2,178~3,465円+770円(5分通話)
IIJmio 4GB/2GB
660円/440円
▫合計通信費
2178円~3465円(家族割で変動)+440円or220円
2948円~4015円(家族割で変動)+440円or220円
▫実際の活用方法
ドコモの通信エリアの兼ね合いや、メールアドレスの兼ね合いから解約する事ができないという場合に
ギガライト1GBの最安値でドコモは維持。ドコモで契約している電話番号をメインで利用する場合は5分かけ放題か、時間無制限かけ放題を追加しましょう。
IIJmioのデータ専用eSIMを2GB440円、もしくは4GB660円で活用することで
ドコモのギガライトを使用するよりも
2ステップ目である1GB以上3GB未満
追加料1100円(IIJmioは440円)
3ステップ目である3GB以上5GB未満
1GB未満から比較すると追加料2200円(IIJmioは660円)
このようにギガライトでデータ容量を使用するよりも格段にお安くデータ容量を使用する事ができます。
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