ドコモの学割は毎年新しく提供されていますが、内容が複雑でイマイチよく分かりませんよね。
学割が適用することができるのであれば、普通に契約するよりもお得になる事は間違いないでしょう。
しかし、2021年現在はオンライン専用プランの「ahamo」も提供されているため
そもそもahamoの方がお得なんじゃないの?
このように考える方もいらっしゃることでしょう。今回はドコモの学割を適用した場合と、ahamoを契約するのはどちらがいいのか記事にまとめましたので参考にしてください。
データ容量が10GB未満で足りるユーザーは「ドコモのエコノミーMVNO」も通信費がかなり安い料金プランとなるため比較対象として覚えておくといいでしょう。
ドコモのエコノミーMVNOって何?安くなるのかahamoとも比較 - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
目次
-
ドコモの学割ってどんな内容?
ドコモは2021年に学割として「ドコモのロング学割」を提供していました。
提供時期は2020年10月~2021年5月までです。
その後、学割ではありませんが「U30ロング割」を2021年9月に提供開始し現在に至ります。※2021年10月
それぞれの学割キャンペーンを簡潔にまとめます。
スマートフォンを使う利用者年齢が15歳以下で、電話番号を新規作成契約をする場合「U15はじめてスマホプラン」も比較対象として検討することをオススメします。
報道発表資料 : 「U15はじめてスマホプラン」の改定 | お知らせ | NTTドコモ
ドコモのロング学割
ドコモのロング学割は22歳以下のユーザーが「ギガプラン」を契約することによって
ギガホの場合、最大6ヶ月間△3,828円の割引が受けられる学割です。
さらに7ヶ月目からも△440円の割引を22歳になるまで割引が受けられます。
ギガライトの場合は、最大6ヶ月間△1,100円の割引が受けられる学割です。
さらに7ヶ月目からも△550円の割引を22歳になるまで長期的に受けられるので名称の通りロングな学割となっています。
ドコモのロング学割 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
▫対象者
申込時点で22歳以下であること
▫対象の手続き
新規契約(他社からのお乗りかえ含む)、契約変更、機種変更
▫対象料金プラン
5Gギガホ プレミア
5Gギガホ
5Gギガライト
ギガホ プレミア
ギガホ
ギガライト
U30ロング割
U30ロング割は30歳以下のユーザーが「ギガホプレミア」を契約することで最大6ヶ月間△3,839円の割引が受けられるキャンペーンとなっています。
さらに7ヶ月目からも△550円の割引を30歳になるまで適用できる名前の通り長期的な割引内容となっているのです。
▫対象者
申込時点で30歳以下であること
▫対象の手続き
新規契約(他社からのお乗りかえ含む)、契約変更、機種変更、料金プラン変更
▫対象料金プラン
5Gギガホ プレミア
ギガホ プレミア
-
ahamoの料金プラン
ahamoはインターネットからのみ申込ができるオンライン専用の料金プランです。
金額設定は20GBプラン+5分かけ放題のセットで月額2970円
時間無制限かけ放題にすると月額4070円で利用ができる格安の料金となっているのです。
申込から電波が繋がる開通作業まで全てご自身でする必要があるので、携帯に疎いユーザーにとっては申し込み自体がハードルの高い内容となっています。
そのため提供開始後、ドコモショップにて有料で申し訳みのサポートをしてもらえるようになりましたが、操作は全てお客様ご自身でするような、手順を説明していくだけのサービスで留まっているようです。
「ahamo WEBお申込みサポート」「ahamo WEBお手続きサポート」の開始および故障受付チャネルの拡大について
-
ロング学割とU30ロング割の料金シュミレーション
ahamoとの比較を行うために、ロング学割とU30ロング割の料金シュミレーションを行います。
確認ポイントは
- 家族割
- ドコモ光セット割
- dカードお支払い割
この3点に注目して確認しましょう。
ロング学割のシュミレーション
ギガホの場合
ギガホプレミア 7205円
ロング学割 △3,828円
合計 3,377円
ドコモ光セット割or家族割(3回線)適用時
△1100円
合計 2,277円
ドコモ光セット割と家族割(3回線)適用時
△2,200円
合計1,177円
dカードお支払い割 △187円
合計990円(6ヶ月間)
7ヶ月目以降 4,378円
ギガライトの場合
ギガライト3GB以下 3,465円
ロング学割 △1,100円
合計 2,365円
家族割(3回線)適用時
△1100円
合計 1,265円
dカードお支払い割 △187円
合計 1,078円(6ヶ月間)
7ヶ月目以降 1,628円
U30ロング割のシュミレーション
※5Gプランでシュミレーション4Gプランの場合は若干ですが金額が異なります。
5Gギガホプレミア 7315円
ロング学割 △3,839円
合計 3,476円
ドコモ光セット割or家族割(3回線)適用時
△1100円
合計 2,376円
ドコモ光セット割と家族割(3回線)適用時
△2,200円
合計1,276円
dカードお支払い割 △187円
合計1,089円(6ヶ月間)
7ヶ月目以降 4,378円
-
ahamoと学割とU30の料金比較
ahamoは20GBプランに5分かけ放題がセットの料金プランで月額 2970円で料金プランの提供を行っています。
5分かけ放題が必要な方には嬉しい料金プランですが、通話をまったく利用しないユーザーには他社よりも割高になる内容となっています。
ロング学割とahamoの料金比較
ahamo
2970円
ギガホのロング学割(7ヶ月目以降~)
3,476円(6,765円)/ロング学割のみ
2,277円(5,665円)/光セット割or家族割3回線
1,177円(4,565円)/光セット割&家族割3回線
ギガライト3GB以下のロング学割(7ヶ月目以降~)
2,365円(2,915円)/ロング学割のみ
1,265円(1815円)/家族割3回線
ドコモのロング学割をギガホで契約し、GB数の消費量が20GBで足りる場合は7ヶ月目以降からahamoに変更した方が通信料はお安くなります。
ロング学割の受付最終月である2021年5月に契約したユーザーも11月までで学割がはずれますので見直しを行う準備をしておきましょう。
ギガライトでロング学割を契約しており、データ使用量が3GBで足りている場合はahamoへ変更すると料金が高くなってしまいます。
家族割が適用されていない場合で、7ヶ月目以降であれば、ほぼ同額でahamoの20GBを料金できることになるので変更を検討してみてもいいかもしれません。
U30ロング割とahamoの料金比較
ahamo
2970円
ギガホのU30ロング割(7ヶ月目以降~)
3,377円(6,666円)/ロング学割のみ
2,376円(5,665円)/光セット割or家族割3回線
1,276円(4,565円)/光セット割&家族割3回線
7ヶ月目以降で3GB以下でデータ量が足りる場合
5,016円/ロング学割のみ
4,015円/光セット割or家族割3回線
2,915円/光セット割&家族割3回線
U30ロング割とahamoを比較した場合に、U30ロング割しか割引を適用できないユーザーかつ20GBでデータ量が足りるならahamoを契約した方がお安くなります。
ドコモ光か家族割が適用できるのであれば、U30ロング割で契約した方がお安くなるのでオススメです。
7ヶ月目以降はahamoに基本的に変更した方がお安くなります。20GBでデータ量が足りない場合はU30ロング割でそのまま継続したほうがストレスなく利用できますので金額差を見て、どうするのか検討するようにしましょう。
-
2022年のドコモ学割に期待
2022年の学割は携帯業界に大きな料金見直しがされてから、初めての学割提供になるので大きく期待をしたい所です。
2021年9月から提供されているU30ロング割が学割の変わりとなるのか、新しく学割の名称で発表があるのか気になる所ではありますが
ドコモのロング割やU30ロング割のキャンペーンが終了すると、やはりahamoや格安SIMへ乗り換えた方が通信料がお安くなる事がハッキリしているため
新しい学割を発表するのは必須になってくるのではないかと思われます。
ahamoや格安SIMを利用しているユーザーをどのようにドコモの契約へ戻す戦略を立てるのか、新しい情報がで次第また記事をまとめさせていただきます。