皆さん通信費の見直しはちゃんとしてますか?
2019年以降に「電気通信事業法の改正」、「大手キャリアへの楽天モバイル参入」と大きな動きがあり
2021年現在も、各社の携帯料金はどんどん安くなっています。
楽天モバイルは最安値「0円」を武器に宣伝を大体的に行ってきました。楽天モバイルは通信設備のエリア拡大中という観点から通信費を安く提供している
このような理由付けがあったのですが
つい先日の2021年9月に、大手キャリアのKDDIグループからとうとう「0円から利用できるプラン」の発表が行われてしまったのです。
基本料ゼロから始めるオールトッピングプラン|【公式】povo2.0
この発表を皮切りに各社基本料金の0円合戦がスタートすると現役販売員のスペ太郎は「感激」と「恐怖」を感じたので記事にしました。
目次
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スマホの通信費が0円!?
楽天モバイルは0円の料金プランを武器に提供を行っています。
楽天が0円になる仕組みを図を使って解説したいと思います。
引用元:楽天モバイル公式サイト
このように楽天の料金プランでは1GBまでは0円。
1GBを超えると利用したデータ容量によって請求額が変動する従量制のプランを採用しているのです。
通話の料金に関しては30秒/20円と料金が発生しますが、RakutenLinkアプリから通話を行うと無料で通話が可能になるので
実際にデータと通話を双方利用して0円を実現できる画期的なプランなのです。
KDDIが基本料0円のプランを発表
基本料金が0円で提供できるのは、「楽天モバイル以外はありえない!」と勝手な固定概念から
0円提供は楽天の独断場だと考えていましたが
まさかのKDDIから2021年9月にオンラインでのみ申し込みが可能な「povo」を「povo2.0」という名称に変え基本料金0円で提供する事を発表。
詳細はこちらのURLから見て頂きたいのですが
楽天モバイルは通信エリアの拡大中で、通信品質の不安定さやサポート面の薄さを「安さ」でカバーしている。という印象があったのに対し
KDDIからの「povo2.0」はオンライン限定の受付プランだったとしても、KDDIというブランドから基本料金0円が提供されるのは
通信業界には多大なる衝撃を与えることでしょう。
povo2.0が2021年9月29日午前9時より提供開始!実際にeSIMを新規契約してみた - スマホ販売員[スペ太郎]の悩ましい人生
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各社0円のプランを考えてくる
大手3キャリアは今まで同じくらいの料金設定になるような料金プランの提供を行ってきました。
そうしなければ、どこかの会社だけ安いとユーザーが流れていってしまうからです。
オンライン限定プランが2021年3月から提供され、大手3キャリア20GBを約3000円で金額が均衡していました。
しかし、SoftBankが先手を打ちLINEMOから3GBプランを「990円」で提供開始し、auがさらに上手を取る「povo2.0」を0円で発表してしまったという現状です。
こうなってくると、ドコモやSoftBankも取り残される訳にはいかず
KDDIから提供される「povo2.0」のように
インフラ設備環境や、他企業と掛け合わせたサービス展開で「基本料金0円」を検討していくしかなくなってくるのです。
povo2.0はギガ活というユーザーにメリットがあるお得なプログラムと提携して提供しています。ギガ活については下記を参照ください。
基本料金が安くなるという事は利用するユーザーからすれば嬉しい事しかありませんが、これからドコモとSoftBankがどのようなサービスを掛け合わせて提供をしてくるのか期待して待ちましょう。
センターモバイルも最大0円を開始
株式会社センターモバイル | 新世代格安SIMのセンターモバイル。ケータイ料金が最大0円。通常利用でも3GB 1,280円/月〜でお得にご利用いただけます。
3社目の0円を実現できる携帯会社が現れましたが、その名も「センターモバイル」。
基本的には料金設定で1番お安いプランが3GBプランの1408円となっています。
しかし、0円になる仕組みとしましてはユーザーが広告を視聴することでポイントが貯まる仕組みとなっており、このポイントを貯めて通信費に利用し0円を実現するというシステムです。
広告を視聴するとは?と疑問に感じている方はYouTubeを楽しんでいると突然流れるあの広告のような物とイメージしてもらえばいいと思います。
広告を見ることで、最大0円に出来ると記載がありますが広告を1つ見ることで、どれくらいの還元があるのか明記はされておらず、契約の注意事項にも下記の内容が記載されていますので本当に0円を実現できるのかは不鮮明です。
今後の口コミなどを参考にして、どれくらい0円を実現できるサービスなのかは確認をしていきたいと思います。
引用元:センターモバイル公式
※広告費を還元することであり料金0円を保証するものではありません。
全ての広告を見ても料金が0円にならない可能性があります。
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通信業界の今後を予想
先述したようにKDDIから提供が開始される「povo2.0」に続き、ドコモとSoftBankからも基本料金0円をベースにした新しい料金プランが提供される可能性は非常に高いと考えます。
しかし、この料金対決はオンライン受付限定のプランが土俵になっているお話しなので、まだ対象となるユーザーは一定数に留まることでしょう。
2022年の2月から学割シーズンが始まるので
このタイミングで「お店受付の料金プラン」に期間限定の月額値引きがキャンペーンで適用される可能性が高いと考えます。
オンライン専用プランを利用しているユーザーを短期的にでも大手3社の店頭受付プランに戻すとなれば、各社大きく金額変動がおこるのではないかと期待しか持てませんね。
もしもこのタイミングで、店頭受付プランで基本料金0円を大手3キャリアのどこかが提供してしまったり
auとワイモバイルのサブブランドで基本料金0円を提供してしまうと、、、
利用するユーザーからすれば喜びしかありませんが
実は携帯販売員からしてみると考えるだけで恐ろしい話ですね。
通信業界に勤める携帯販売員さんは通信料が安くなればなるほど、今後の仕事が大丈夫なのか?と不安を感じていることでしょうが
そんな方の為に、携帯販売員の今後はどうなるの?という記事をまとめていますので目を通して見てください。
今後の携帯電話は通信費がどこまで下がっていくのか、通信費が下がることによって販売員にどのような影響があるのか未知なことばかりですがここでまとめさせていただきます。最後まで読んでいただきありがとうございました。