ソフトバンクでお安くしたいと考えている方は多いんじゃないでしょうか。
ソフトバンクで携帯電話を契約されている方は、50GBプランを利用しているユーザーが多いと思います。
ソフトバンクは2GB以上使うのであれば50GBプランを契約した方がお得になる金額設定のため、安くしたくても2GB以上使う人はお安くするのが難しい料金設定になっているのです。
今回はそんなソフトバンクユーザーへ、通信費をお安くできる「ワイモバイル」と「LINEMO」を現役の携帯販売員がオススメさせていただきます。
目次
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ソフトバンクの料金プランを知ろう
ソフトバンクの料金プランは2021年現在
「ウルトラギガモンスター」と「ミニフィットプラン」の2つの提供となっています。※正式には、他のプランもあります。
データ量を3GB以上利用する場合はウルトラギガモンスター
データ容量が3GB以下で足りるユーザーはミニフィットプラン
このように選び方を覚えておくといいでしょう。
ウルトラギガモンスター
ウルトラギガモンスターは50GBプランで
基本料が約7000円。
家族割やソフトバンク光等でおうち割を組み合わせることにより
基本料が約5000円で利用が可能になるプランです。
ソフトバンクショップで契約する場合、データ使用料が少ないユーザーでも初回の契約時にウルトラギガモンスターで契約することによりお得になる可能性が高く、ソフトバンクスタッフとしても
基本的にウルトラギガモンスターをオススメすることがほとんどです。
ミニフィットプラン
ミニフィットプランは1GBからスタートし3GBを超えると速度制限がかかる従量制プランとなっています。
1GB未満で約3000円
1GB加算される度に1000円づつ加算され3GB利用時は約5000円の利用料になります。
ミニフィットプランも「おうちセット割」が適用出来るようになっているので、上記金額かれ毎月約1000円の割引が可能です。
つまり、3GB以上利用するユーザーは50GBプランの「ウルトラギガモンスター」を選ぶようなプラン設定になっている訳なのです。
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ソフトバンクでは安くするのに限界がある
ソフトバンクで安くするにはGB数利用を極端に少なくするか
50GBプランに家族割とおうち割を組み合わせるしか方法はありませんし、それでも安くするのには限界があります。
目安ですが、SoftBankでの最安値は
1GBで2000円
3GBで4000円
50GBで5000円
このような価格になってきます。
この金額を見たときに、もっと通信費をお安くしたいと考える場合、ソフトバンクでの料金見直しではこの金額より安くすることは難しくなります。
しかしデータ容量が20GB以下で足りる、ソフトバンクのメールアドレスが使えなくなっても困らないこのようなユーザーは、ソフトバンクグループのサブブランド「ワイモバイル」や、オンライン専用プラン「LINEMO」に変更することで料金プランを安くできますので下記にまとめます。
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安くする選択肢は2つ!
データ容量も増やしたいし、月額もお安くしたい!
ソフトバンクでこのようなユーザーはどうすればいいのでしょうか。
その答えは
- ワイモバイルへ乗り換える
- オンライン受付限定の「LINEMO」にする
この2つになります。
ワイモバイル
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして提供されており基本料金がお安いのが特徴です。
基本料金の目安として
3GBプラン約2000円
15GBプラン約3000円
25GBプラン約4000円
確かにソフトバンクよりも安くなるのは間違いなさそうです。
セット割でさらにお安く
さらにワイモバイルの嬉しいポイントとしては、家族割やおうち割がソフトバンク同様適用できるということ。
家族割orおうち割が適用されると
3GBプラン約1000円
15GBプラン約2000円
25GBプラン約3000円
と破格の金額になるのです。
注意点
ワイモバイルに変える注意点は
- ソフトバンクのメールアドレスが使えなくなる
- ソフトバンクで家族割を組んでいたら、ソフトバンクに残る回線の家族割額が減る
このような項目がありますので乗り換える際は気をつけましょう。
LINEMO
LINEMOはインターネットから申し込みができる「オンライン限定プラン」となっており
携帯ショップやコールセンターでは「LINEMO」についての受け答えが出来ず、利用するユーザーはチャット対応で全て解決させるというハードルの高いプランとなっているようです。
しかし、料金プランとしては
20GBプラン2728円(税込)
3GBプランが990円(税込)
と、まさかのワイモバイルと張り合う料金設定となっているのです。
家族割やおうち割という値引きの概念もなくなっており、誰でも上記料金で利用することが出来るのでコストパフォーマンスは文句なしのプランとなっています。
注意点
LINEMOに切り替える注意点は
- ソフトバンクのメールアドレスが使えなくなる
- プラスメッセージが使えなくなる
- Android端末はAPN設定が必要
このようにLINEMOに切り替える際も気をつけなければならない項目はあるのでしっかり確認しておくようにしてください。
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使用する端末によって契約先を決める
ソフトバンクで安くするには限界があるため、ワイモバイルやLINEMOに乗り換えることで通信費を安く出来るとまとめました。
しかし新しいスマートフォンをこれから利用していきたいと考えている方は、今すぐにワイモバイルやLINEMOに変更するのは一旦踏みとどまってください。
理由としましては
最新モデルやハイエンドモデルは基本的にソフトバンクでの取り扱いになることが多く、ワイモバイルやLINEMOで希望している端末が購入できない可能性が高くなります。
料金プランだけを見直しするのではなく、スマートフォンの端末も新しく検討している場合は希望するモデルによってソフトバンクでの購入が必要になりますので覚えておきましょう。
最新の端末を利用するならソフトバンクで購入
先述したように最新モデルを購入したいと考える場合は、ソフトバンクから機種を購入する可能性が高くなります。
ソフトバンクで機種を購入したら2年間またソフトバンクを使い続けることになるから、結局スマホの通信料を安く出来ないじゃないかと考えるユーザーが多いのではないかと思いますが
2021年になり携帯会社の仕組みが大きく変わり、ソフトバンクで機種を購入しても
ワイモバイルやLINEMOへ新しい機種を持ち込んで使用することが気軽にできるようになりました。
トクするサポート+でさらにお安く最大半額
ソフトバンクでスマートフォンを購入する際に一括で購入するよりも、分割での購入をすることで実質的に端末価格をお安くすることができます。
48回分割での購入時のみ、トクするサポート+というプログラムを利用できるのですが
12ヵ月目以降にソフトバンクで購入したスマートフォンをソフトバンクに返却することで、24ヶ月目以降の機種代金を免除できるというプログラムになっています。
基本的に24ヵ月経過後に端末返却をおこなうのが一般的で、12ヶ月目以降からプログラム利用はできるのですが
端末返却後も13ヶ月目~24ヶ月目までの端末代金は免除にならずお支払いは必要です。
トクするサポート+のプログラム中でも、ワイモバイルやLIMEMOへ乗り換えは可能なので、ソフトバンクで端末を購入後に乗り換えする方法が販売員スタッフもオススメしているメジャーな方法となっています。
今の端末を利用するなら乗り換えよう
現在利用中のスマートフォンを今後も使用する場合は、ワイモバイルやLINEMOへの乗り換えはおすすめです。
乗り換え後も同じソフトバンク回線を使用しますが、SIMロック解除が必要な場合がほとんどですので、移動する前にご自身の端末がSIMフリー状態にできているのか必ず確認をするようにしましょう。
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まとめ
ソフトバンクといえば50GBプランというイメージが個人的にはかなり強かったのですが、実際のところ50GBも必要としているユーザーは全体の1割もいないのではないかといつも考えていました。
今回の記事でまとめた
「サブブランドのワイモバイル」
「オンライン受付プランのLINEMO」
上手く切り替える事ができれば通信費を大きく抑えられることが分かって頂けたと思います。
安くなるということにはメリットだけではなく、デメリット(注意点)があるという点もお伝えしましたので、じっくりと検討してみてくださいね
これからの通信費を安くする参考になると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。