携帯電話の料金って毎月いくら払われていますか?
日本の携帯料金は「高い!高いすぎる!」ってテレビで良くニュースされていましたが、あれから結局どうなったのでしょうか。
携帯料金って安くしたいと考えてもどのように見直しすればいいか分からないので難しいですよね。
今回は現役の携帯販売員が「日本の携帯料金は平均がどれくらいか」という記事をまとめました。
合わせて、携帯の使い方はユーザーによって様々なので利用シーンに合わせた月額料の相場も記載していますので参考にしてください。
この記事ではこの1ページだけで
大手3キャリアだけでなく、格安携帯会社も含め各社料金体系がどうなっているのか
利用シーンによって月額のお支払いが、いくらになるのが相場なのかスマホ販売のプロであるスペ太郎が解説していきます。
目次
-
携帯料金の平均はどれくらい?
それでは携帯料金の平均はいくら?という疑問なのですが
2020年~2021年の「通信サービスの料金に関する実態調査」の調査結果で参考程度に見て頂きたいのですが
大手3キャリア 約8300円
格安SIMユーザー 約4400円
このような金額が毎月通信会社に払っている平均金額になるようです。
データの使用量や通話の頻度にもよって、お支払いする金額は大きくかわりますが全体としての平均はこのような結果になっています。
データ使用量ごとの相場
携帯電話のプランはデータ使用量を基準として、まずは料金プランの選択を行います。
データ量を利用するユーザーの範囲を
- 1GB~3GB
- 4GB~20GB
- 20GB以上
このように設定して各社の料金プランを比較すると、データ量事の相場が分かりやすくなります。
※下記は通話オプションは考慮しない金額の目安です。
また下記の金額相場は筆者のスぺ太郎が独自で算出した金額となっております。
▫1GB~3GBの月額相場
大手3キャリア
約2000円~4000円
参考:auピタットプラン
www.au.com
格安SIM
1000円~2000円
参考:UQモバイルくりこしプラン
▫5GB~20GB月額相場
大手3キャリア
約5000円~7000円
参考:ドコモギガライト
格安SIM
約3000円~5000円
参考:シンプルプラン
▫20GB以上
大手3キャリア
約6000円~8000円
参考:メリハリ無制限
格安SIM
約4000円~6000円
参考:リンクスメイト
※実際は上記の記載内容に通話オプションや機種代金、保証などのオプションが足されていくので注意しましょう。
-
携帯料金の毎月支払い目安
※スペ太郎が独自で行った算出(機種代+保証込)
▫1GB~3GB
大手3キャリア約7000円
格安携帯会社 約5000円
▫5GB~20GB
大手3キャリア約9000円
格安携帯会社 約7000円
▫20GB以上
大手3キャリア約11000円
格安携帯会社 約9000円
(算出方法)
携帯の基本料金+機種代金+保証=上記の料金目安
この目安を上回るお支払いを毎月されている読者様は、料金プランの見直しをするだけで
お安くなる可能性が高いのでお時間あれば携帯ショップに足を運んでみましょう。
ちなみに最近流行っている、YouTubePremiumやAppleMusic、Netflix、Hulu等こういったオプション系のサービスは上記の料金目安に考慮していませんのでご注意ください。
-
安くするにはどうすればいいの?
携帯料金の平均や、利用シーン事の料金相場は理解したけど結局どのプランを選んで、どのように申し込めばいいの?と疑問に感じている方へ
各社の選ぶべき料金プランの解説と、どこで申し込めばいいかのアドバイスを記載します。
項目としては
- ドコモ、au、ソフトバンク
- 大手3社のオンライン限定プラン
- UQモバイル、ワイモバイル
- 楽天モバイル
- その他の格安SIM
上記5項目でまとめていきます。
1.ドコモ、au、SoftBank
ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアは、従量制プランと大容量プランの2極化を現在行っています。
1GBも使わないユーザー、もしくは20GBでは足りないといったユーザーが相性の良い料金プランを各社提供している状況となっており
1GB未満のユーザーは従量制プランを
20GB以上利用するユーザーは大容量プラン(使い放題プラン)を契約するのがオススメとなります。
また金額とは別の話しにはなりますが、分からな事が会った時の問い合わせや、修理サポート等に安心感を求める方も大手3キャリアがオススメになります。
格安SIMやオンライン限定プラン、楽天モバイルではアフターサポート面が大手キャリアと比較すれば品質が下がりますので、もしもに備えていたいという方はそれだけで大手3キャリアを契約する意味が大いにあると考えられます。
2.ドコモ、au、SoftBank(オンライン限定プラン)
先程、大手3キャリアは料金プランが2極化していると伝えましたが
2021年に新しく3つ目の料金プランとして、インターネットからのみ申し込みができる「オンライン限定の専用プラン」を提供開始しています。
20GBプランをベースにした料金プランで
通信費が約3000円で利用ができる格安SIMに匹敵する金額設定となっています。
各社、特徴のある内容を組み合わせ他社との違いを明確にして料金プランのサービス提供をおこなっています。
オンライン限定プランの注意点としては、大手キャリアのプランなのですが問い合わは基本チャット対応になること。キャリアメールが使えなくなること。
申し込みから利用開始までご自身で全て行わなければならない。
このような条件付きで、お安くできる料金プランとなっていますので切り替え作業を行う前に必ずデメリットを確認しておくようにしましょう。
※2021年12月追記
auは20GBプランのみのpovoを「povo1.0」に名称を変更。
「povo1.0」は新規受付を終了し、新しく「povo2.0」のサービス提供を開始しました。
ソフトバンクのLINEMOは新しく3GBプランの提供をスタートし、通信費は月額990円で利用が可能となっています。
3.UQモバイル、Y!mobile
大手キャリアのサブブランドとしてサービス提供がおこなわれているUQモバイルとワイモバイルですが
auのサブブランドがUQモバイル
ソフトバンクのサブブランドがワイモバイルとなっています。
各社の特徴としては、UQは1人でもお安く、Y!mobileはセット割でお安くというようなイメージと言えます。
スマートフォンを利用している6割方のユーザーが、UQモバイルとワイモバイルの料金プランで不満なく快適かつお安く利用することができるサービスだとスペ太郎は考えており料金設定は下記図のようになっています。
どちらの会社もコスパが素晴らしく、大手キャリアと提携したことによりサポート面も充実しています。
どっち会社を選んだ方がお安くなるのかは、携帯以外のサービスも関係してくるので詳しく知りたい方はコチラの記事から詳細を確認してみてください。
4.楽天モバイル

楽天モバイルは、従量制プランのみのプラン提供を行っています。
1GB未満の利用であれば基本料が0円、20GB以上利用した場合は、3278円でデータを無制限に利用することができる、他社を見比べてもここまで安い料金プランは見たことがない金額設定となっているのです。
通信エリアは楽天が独自で提供している「楽天エリア」に入っている必要があり、もしも楽天エリア外の場合はauの回線を借りて利用します。
au回線利用時は制限がでてくるので注意が必要。
料金をとにかく安くしたい!という読者様には楽天モバイルはオススメです。
しかし、お住いの環境によっては楽天エリアが入らず、選択肢として考えれなくなる可能性があるのと
データ無制限とは言うものの、通信速度の速さに関しては安定して利用できるか保証はできませんので、その点には注意しましょう。
5.その他の格安SIM
格安SIMではUQモバイルとワイモバイルが有名なので2社に関しては、この記事でまとめましたが
格安SIMは他にも、数えきれない程たくさんの会社が提供を行っています。
知名度がある会社をあげると、OCNモバイルやBIGLOBEモバイル等があります。
※OCNモバイルと、BIGLOBEモバイルの詳細は下記のリンクから見ることができますので興味がある方は参考にしてください。
特徴としては、月額1000円を下回るプラン提供があったり、ドコモ回線やau回線を借りて提供しているので通信エリアの広さには安心感があります。
しかし、実店舗で契約できるカウンターが少なかったり、問い合わせに関しては電話対応のみになる場合がほとんどなのでサポート面の品質の高さは求めないようにしましょう。
-
結果どこがおすすめなの?
結論オススメとしては、あなたが何を重要視するのか。という事が携帯会社を選ぶ大切なポイントとなります。
- サポート面の安心感、大容量プラン
- 通信品質を維持しつつ料金も抑えたい
- 何よりも料金の安さを重視
最終的に上記の3視点からあなたに合った携帯会社を、理由まで解説しながらまとめたいと思います。
1.サポート面の安心感、大容量プラン
サポート面の安心感や、データの無制限を求めるのであれば、料金が高くなるのは仕方ないが大手3キャリアを選びましょう。
じゃあ大手3キャリアでどこを選べばいいの?
となる場合は、基本的に料金プランのベースは3社ともほとんど同じなので
ご家族が使っている携帯会社と合わせてみたり、ご自宅の固定回線に合わせてみるのがオススメになります。
2.通信品質を維持しつつ料金も抑えたい
通信品質はしっかり維持しつつ、毎月の料金もを安くしたい。
こんな贅沢なお悩みをお持ちの方は
1人で利用する場合はUQモバイル
家族で2台以上利用したり、SoftBank光を利用している場合はY!mobileにするのがオススメです。
また、ご自身で困った場合に調べながら解決することができる自信がある方は大手3キャリアのオンライン限定プランを選ぶのも良いでしょう。
※2021年7月から、SoftbankのLINEMOで新しく3GBプランの提供が開始されました。
20GBだけでなく3GBも選べるLINEMOは非常におすすめです。詳細は下記から確認をお願いします。
オンライン限定プランを選ぶ場合は注意点として、通信品質と料金のコスト低減は期待ができるのですが
キャリアのメールアドレスが使えなくなったり、問い合わせはチャット対応になることからサポート面の品質が落ちる事は覚えておきましょう。
3.何よりも料金の安さを重視
通信品質やサポートの品質は気にしないから取りあえず月額をお安くしたい!
そんなユーザーさんには楽天モバイルか、その他の格安SIM会社を選びましょう。
下記リンクから、おすすめの格安スマホを確認できますので参考にしてください。
ネット検索くらいしかしないから速度は気にしない、とりあえず繋がれば大丈夫という考えの方にはオススメの会社になることでしょう。
-
まとめ
料金プランの平均金額や、利用シーンに合わせたお支払い相場を解説してきました。
ご自身が毎月お支払いしている携帯料金が高いのか、安いのか確認の参考になったのではないかと思います。
各社料金プランは常に見直しが行われており、どんどん新しいプランは提供されています。
毎月の料金が高いと思われていた方は、この記事を見て今の会社で見直すべきか、他社へ乗り換えるべきなのか答えを見つける事が出来たのではないでしょうか。
この記事を読んで頂いた読者様は、お店で店員と喋るのが嫌だったり、ご自身でこうやって検索するのが得意な方かもしれませんので
大手3キャリアのオンライン限定プランや、格安SIMは気軽に契約してみていいかもしれませんね!この記事を機に是非料金プランの見直しを行ってみましょう。
それでは最後までお疲れ様でした。以上